本記事では、介護専用キャッシュレスサービス「KAERU」をテーマに使い方、評判を解説します。
KAERUは、「介護専用」という新しい切り口のキャッシュレスサービス。
2023年2月正式リリースであるため、現状ユーザー認知度は高くありません。
日本は超高齢化社会に突入することから、今後注目される可能性が高いサービスです。
介護を必要としている親がいる方はもちろん、将来のためにもKAERUの特徴を抑えておきましょう。
- KAERUは超高齢化社会に対応できる新しいサービス
- 親に変わって入金、1日の支払い設定が可能
- 日々の利用明細が見れるため生活シーンを確認することができる
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介護専用キャッシュレスサービス「KAERU」とは?
まずは、KAERUのサービスについて解説します。
KAERUとは?
超高齢化社会に突入する日本において、親の介護における悩みは今後増加することが予測されます。
介護におけるお金に関する親子双方の悩みは以下の通りです。
親①:小銭の計算が苦手になり、気づくと小銭がたくさん溜まっている
親②:キャシュレス利用したいが設定方法が分からない
子①:送金しているお金が何に使われているのか分からない
子②:現金の紛失、手渡しや現金書留の手間
キャッシュレスを導入しようと思っても、日々の入金や利用方法など「分からない」と悩む高齢者は少なくありません。
そんな悩みを解決するのが、介護専用キャッシュレスサービス「KAERU」
親に変わって遠隔での入金や使用履歴がチェックできる点が強みです。
年齢を重ねても自分らくしく生きてもらうため、KAERUの導入を検討してみるのも良いでしょう。
KAERU(かえる)
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「KAERU」利用するべき6つのメリット
KAERUを利用するメリットは以下の通りです。
メリット①親の代わりにキャッシュレスを準備できる
現在は、プリペイドカード、交通系ICなど多数のキャッシュレスサービスが日々利用されています。
日頃利用している方にとっては、手放すことができないサービスと言えるでしょう。
一方、高齢者にとって利用登録や入金作業など「分からない」、「難しい」と抵抗感を持っている方も少なくありません。
このため、登録~日々の入金まで親に変わって準備できるのは「KAERU」の強みです。
メリット②毎日定額ジャージが可能
「KAERU」は1日に利用できる上限金額を設定することができます。
また、カードに残高を入れておけば利用した分が毎日自動ジャージに対応。
認知症により「高額な買い物をしてしまう」、「無駄な買い物が多い」などの心配がある場合上限額を設定するのがおすすめです。
メリット③キャッシュレスサービスのため計算が不要
キャッシュレスサービスを利用すれば日々の小銭管理は不要です。
老化によりおつりの計算をするのに苦労することから、大量の硬貨を貯めてしまっている方も少なくありません。
そんな両親のために、KAERUのサービスを利用するのもおすすめです。
メリット④日々の買い物履歴を確認できる
KAERUカードを利用した買い物は、アプリ通して確認することができます。
また、カード利用するたびに即時通知が届くため、親の安否を確認するツールとしても最適と言えるでしょう。
メリット⑤幅広い店舗での利用が可能
KAERUカードは、国際カードブランドのMastercardと提携。
全国のコンビニ、スーパー、ドラッグストアなど幅広い店舗で利用することができます。
メリット⑥遠隔でチャージ、停止が可能
親に仕送りをしている場合、送金方法に悩みを持っている方も少なくありません。
このため、日頃仕事や子育てのため時間に余裕がない方に課題が残ります。
一方、KAERUキャッシュレスサービスは、指定口座に振り込みをするだけでチャージが可能。
また、親がカードを紛失してしまった場合も代理で停止することができます。
「KAERU」3つのデメリット
KAERUにはデメリットも存在するためチェックしておきましょう。
デメリット①決済が現金のみの店舗に注意
KAERUカードは、国際カードブランドのMastercardと提携しています。
このため、使用する店舗に困ることは基本的にありません。
但し、地方を中心に未だに現金しか対応していない店舗があるため注意が必要と言えるでしょう。
必要に応じて現金支払いが求められるため、すべてキャッシュレスに移行できないのは課題です。
デメリット②利用開始までに時間が必要
KAERUサービス開始には、カードの登録が必要です。
申し込み後自宅にカードが届くのに、通常1週間~2週間必要となります。
サービスが気になる方は、早めに申し込みするようにしましょう。
デメリット③振込手数料が必要
KAERUサービスへの入金には振込手数料が必要となります。
このため、できるだけ金額をまとめて入金するのがおすすめです。
または、振込手数料が無料のネット銀行の利用も忘れずに検討しておきましょう。
「KAERU」使い方【4STEP】
KAERUキャシュレスサービスの使い方を4STEPで紹介します。
アプリダウンロードは以下から可能です。
KAERU(かえる)
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SETP①利用登録
まずは、利用登録を行いましょう。
登録に必要な情報は以下の通りです。
- ニックネームの登録
- メールアドレス登録・確認
- 電話番号の登録・確認
- 自身の情報登録
- カードのご利用者情報登録
親に変わって利用者登録ができるのは強みと言えるでしょう。
STEP②カード到着
入力内容に誤りが無ければ、通常1~2週間で手元にカードが到着します。
到着後カードが利用できるように、アプリ内からカードの有効化を行いましょう。
STEP③指定口座に振り込み
指定された口座に入金を行いましょう。
2~3日でおさいふに入金が行われます。
STEP④実際に利用開始
利用してもらう家族にKAERUカード渡してあげましょう。
Mastercardのクレジットカードが使えるお店であればどこでも利用できます。
「KAERU」利用者の口コミ、評判
KAERU利用者の口コミ、評判をまとめました。
認知症のある母が利用
遠距離介護で大変なのが現金の管理。母(89)の支払いの全てを引き落としにする手続きが、先ほどや~っと完了。現金が必要なのは町内会費ぐらいに。日常の買い物は認知症のある人にやさしいKAERU カードを利用。キャッシュレス生活は「便利で安心じゃ~♡」と母も喜んでいます
Twitterより引用
母の見守りに
一人暮らしをしていて心配している母親の見守りサービスを探していて、こちらを使い始めました。今までは気になっていても本人に聞けなかった買い物の状況やお金の使い方が分かるようになって助かっています。母はキャッシュレスで小銭の支払いでもたつくことが無くなったと喜んでいます。このようなサービスは他にないですね。
iOSより引用
親の金銭管理に良さそう
1日の使用上限が決められているので安心して買い物してもらえるようになりました。アプリもシンプルで使いやすいです
iOSより引用
口コミをまとめると以下の通り
- 本人に聞けなかった買い物状況やお金の使い方が分かる
- 使用上限があり安心
- 認知症の母に利用してもらっている
など、KAERUサービスを評価する声が多く見られました。
これからの日本にあった新しいサービスと言えるでしょう。
「KAERU」気になる5つの質問
KAERUの利用を検討している方の気になる質問を集めました。
Q1.利用料は掛かりますか?
基本利用における利用料は一切掛かりません。
但し、カード紛失時再発行に800円必要な点は注意しましょう。
Q2.クレジットカード、交通ICカードとの違いは?
KAERUはプリペイドカードであるため、事前ジャージが必要です。
ジャージした範囲のみ使用できるという制限があるため使い過ぎを防ぐことができます。
その他クレジットカード、交通ICカードとの違いは以下の通りです。
KAERU | クレジット カード |
交通IC | |
毎日の予算設定 | 〇 | × | × |
遠隔でのチャージ | 〇 | ー | × |
ネットショッピング | 〇 | 〇 | △ |
買い物履歴の確認 | 〇 | △ | △ |
買い物時の即時通知 | 〇 | △ | × |
紛失時の不正利用防止 | 〇 | △ | △ |
特に、遠隔でのチャージや買い物履歴の確認・通知はKAERUの強みと言えるでしょう。
Q3.登録に年齢制限はありますか?
申し込み、利用に年齢制限はありません。
このため、親だけでなく子供のキャッシュレスサービスとしての利用もおすすめです。
Q4.残高の使用期限はありますか?
残高の使用期限はありません。
一方、プリペイドカードの使用期限があるため更新作業は必要です。
Q5.退会方法は?
アプリ内から申し込みが可能です。
残高は返金されないため、退会前に使い切るようにしましょう。
「KAERU」使い方、評判【まとめ】
本記事では、キャッシュレスサービス「KAERU」をテーマに使い方、評判を解説しました。
KAERUサービスを利用するべきメリットは以下の通りです。
KAERUは2023年2月開始と出来たばかりの新しいサービスです。
超高齢化社会に突入する日本において、今後注目されるサービスと言えます。
介護を必要としている親がいる方は、日々の買い物をサポートする機能として利用を検討してみましょう。
以上、KAERU使い方、評判まとめでした。
KAERU(かえる)
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