ジュニアNISAは2023年を持って制度が終了
このため、気になる銘柄がある方は新NISAを活用するようにしましょう
本記事では、ジュニアNISAにおすすめの「高配当+株主優待」銘柄を紹介します。
ジュニアNISAは、非課税制度のため子供の教育資金確保に最適です。
また、配当金や株主優待が子供の名前で届くため「お金がお金を生む感覚」を体験させることができます。
このため、幼少期の金融教育にも最適と言えるでしょう。
但し、高配当株といっても多数銘柄があるため、「どの銘柄を購入したら良いのか?」という悩みを持つ方も少なくありません。
そこで、本記事では株主優待と配当金が貰える銘柄を深掘りします。
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【基本】「ジュニアNISA」とは?
まずは「ジュニアNISA」の基本ついて解説します。
子どもの将来に向けた資産形成をサポートする非課税制度
利用可能者 | 日本在住0~19歳 |
---|---|
口座開設可能数 | 1人1口座 |
投資可能額 | 年80万円まで |
非課税期間 | 最長5年(※1) |
投資可能期間 | 2016年~2023年まで |
投資対象 | 投資信託、ETF、個別株など |
(参考)金融庁ジュニアNISA
※1:ロールオーバーすることで継続保有が可能
【投資対象】
- 投資信託
- ETF(上場投資信託)
- 個別株
- REIT
本来、株式投資の利益には「約20%」の税金が必要であるため、世帯あたりの非課税枠が増えるのはジュニアNISAの強みと言えます。
また、投資信託だけではなく、「ETF」、「個別株」など複数の金融商品が対象の点も制度活用するメリットです。
「ジュニアNISA」注意点
ジュニアNISAには注意点も存在します。
- 非課税運用は2023年まで
- 途中解約は課税対象
- 原則金融機関の変更はできない
- 非課税枠の繰り越しはできない
- 損益通算はできない
特に、ジュニアNISAは2023年を持って制度が終了する点は注意が必要です。
期間限定の制度あるため、気になる方は早めに活用するようにしましょう。
「ジュニアNISA」おすすめ銘柄の選定基準
本記事で紹介するおすすめ銘柄は、以下4点を基準に選定しています。
- 配当利回りが高い
- 株主優待が貰える
- 業績が安定している
- 株主還元に積極的
ジュニアNISAは将来の教育資金が目的であり、「財務優良な長期投資に向いている銘柄を選ぶ」という点が求められます。
また、高配当株投資はインデックス投資のように「毎月一定額積立を続ければOK」という投資法ではありません。
この点を踏まえると高配当株投資は初心者向きではないとも言えます。
今回紹介する銘柄をそのまま購入するのではなく、市況不安から株価が一時的に下落している時を狙って購入するようにしましょう。
高配当株の買い時を判断する場合、以下記事もおすすめです。
「ジュニアNISA」おすすめ高配当+株主優待銘柄7選
ジュニアNISAにおすすめの「高配当+株主優待」銘柄は以下の通りです。
順番に解説します。
①KDDI(9433)
KDDIは総合通信大手。携帯・光回線などもビジネスとして展開
通信事業メインは「au」、サブ「UQモバイル」
PER | 13.3倍 |
PBR | 1.74倍 |
配当利回り | 3.34% |
時価総額 | 96,415億円 |
配当性向 | 43.5% |
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長期に渡り右肩上がりのチャートを形成しています。
また、22年連続増配を行うなど株主還元に積極的な点も高く評価されるポイントです。
株価の安定性と増配力が魅力
配当性向も40%程度と増配余力が残されている点も強み
また、携帯事業の寡占性(新規参入が困難)も株主から人気の理由
KDDIの株主優待は「カタログギフト」が年に1回貰えます。
保有株式数 | 5年未満 | 5年以上 |
---|---|---|
保有株式数 100株以上 |
3,000円相当 | 5,000円相当 |
保有株式数 1000株以上 |
5,000円相当 | 10,000円相当 |
②オリックス(8591)
オリックスはリースを手始めに生命保険、不動産など多角化経営
PER | 9.7倍 |
PBR | 0.95倍 |
配当利回り | 3.44% |
時価総額 | 33,724億円 |
配当性向 | 37.0% |
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2020年コロナショックで下落した後、株価は上昇を続けています。
配当金も10年で13円→42.80円と増配している点も魅力です。
設立初年度を除き57年間毎期黒字計上
リーマンショックでも黒字を計上
配当性向も37%と余力がある
オリックスは事業を多岐にわたり展開しており、特定のセグメントが影響を受けてもリスクヘッジができる点が強みと言えるでしょう。
オリックスの株主優待は「カタログギフト」と「株主カード」が貰えます。
保有株式数 100株以上 |
3年未満 優待Bコース 3年以上 優待Aコース |
---|
③ヤマダホールディングス(9831)
家電量販店大手「ヤマダ電機」を経営。売り場面積300平方m超えの郊外店で急成長
PER | 9.5倍 |
PBR | 0.5倍 |
配当利回り | 2.79% |
時価総額 | 4,154億円 |
配当性向 | 29.8% |
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2021年以降株価が低迷している点は課題であり、300円代に突入するシーンでは購入を検討するのも良いでしょう。
1株430円前後と割安であり、ジュニアNISAの余った枠で買いやすい点が魅力です。
ヤマダホールディングスの株主優待は「優待割引券」が貰えます。
※スマホの方はスライドできます
保有株式数 100株以上 |
1枚(500円分) | 2枚(1,000円分) |
---|---|---|
保有株式数 500株以上 |
4枚(2,000円分) | 6枚(3,000円分) |
保有株式数 1000株以上 |
10枚(5,000円分) | 10枚(5,000円分) |
保有株式数 10000株以上 |
50枚(25,000円分) | 50枚(25,000円分) |
④タカラトミー(7867)
トミカ等定番品が多い玩具大手。2006年にタカラを吸収合併
PER | 19.6倍 |
PBR | 2.02倍 |
配当利回り | 1.82% |
時価総額 | 1,801億円 |
配当性向 | 35.8% |
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チャート的には2020年以降上昇が続き、買いづらい水準にある点は注意が必要です。
タカラトミーの株主優待は「トミカ」と「公式通販割引券」が貰えます。
(参考)2023年の株主優待は以下の通り
※スマホの方はスライドできます
保有株式数 100株以上 |
オリジナル「トミカ」2台セット |
---|---|
保有株式数 1000株以上 |
オリジナル「トミカ」4台セット |
保有株式数 2000株以上 |
オリジナル「トミカ」4台セットおよびオリジナル「リカちゃん」 |
【2023年株主優待トミカ】
【2023年株主優待リカちゃん】
株主優待の「トミカ」、「リカちゃん」は一般販売は無く株主限定製品。
おもちゃが安く購入できるため、子供が生まれたタイミングでタカラトミー株を購入するのもおすすめです。
⑤沖縄セルラー(9436)
KDDI傘下の総合通信会社。沖縄でのシェアは5割保有
PER | 13.6倍 |
PBR | 1.62倍 |
配当利回り | 3.00% |
時価総額 | 1,572億円 |
配当性向 | 43.0% |
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KDDI同様に右肩上がりのチャートを形成しています。
沖縄セルラーは「22期連続増配」と株主還元に積極的な点が強み。
- 株価の安定性と増配力が魅力
- 配当性向も43%と増配余力が残されている
- 沖縄シェア5割と圧倒的な人気を誇る
沖縄セルラーの株主優待はカタログギフトが年に1回貰えます。
保有株式数 | 5年未満 | 5年以上 |
---|---|---|
保有株式数 100株以上 |
3,000円相当 | 5,000円相当 |
保有株式数 1000株以上 |
5,000円相当 | 10,000円相当 |
⑥全国保障
独立系の住宅ローン信用保証会社
PER | 11.6倍 |
PBR | 1.67倍 |
配当利回り | 3.41% |
時価総額 | 3,436億円 |
配当性向 | 35.6% |
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国内約730の銀行・信金などと提携、住宅ローン借手への連帯保証人請負業務サービスを中心に各種保証商品を販売しています。
住宅購入をする際の「団信保障」が主な商品です。
保障サービスはストックビジネスとしての強みがあり、住宅ローンという仕様上長期に渡り利益を得ることが出来る点がメリットと言えるでしょう。
全国保障の株主優待は「クオカード」が貰えます。
1年未満 | 3,000円相当ノクオカード |
---|---|
1年以上 | 5,000円相当のクオカード、 または、5,000円相当のカタログギフト |
⑦アサンテ(6073)
アサンテは住宅シロアリ防除のトップであり、東北から関西まで営業
PER | 20.5倍 |
PBR | 1.61倍 |
配当利回り | 3.62% |
時価総額 | 212億円 |
配当性向 | 77.8% |
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コロナウイルスの影響による、訪問営業自粛もあり2020年以降営業益が減少している点は課題。
現在、西日本エリアへの拡大を進めており、将来的な業績拡大に期待です。
アサンテの株主優待は年2回ギフトカードが貰えます。
保有株式数 100株以上 |
1,000円相当 |
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株主優待銘柄を購入する方の気になる3つの質問
株主優待に関する質問を集めました。
Q1.買い時が分からない
欲しい株主優待銘柄を見つけても、すぐに購入するのは辞めましょう。
- 既に株価は高値圏にある
- 権利前直前で株価が上がっている
- 業績が長期的に悪く株主優待制度廃止の可能性がある
など、業績を確認せずに購入するのは危険。
ベストの買い時は誰にも分かりませんが、購入動機が目先の株主優待のみというのは注意が必要です。
購入するべきタイミングについては以下記事でまとめています。
Q2.株を買う前に企業分析をしたい
欲しい株主優待が見つかったら企業の財務分析が必要です。
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Q3.購入した株を手軽に管理をしたい
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「ジュニアNISA」おすすめ銘柄【まとめ】
本記事では「ジュニアNISAにおすすめな高配当+株主優待銘柄」を解説しました。
紹介銘柄は以下の通りです。
ジュニアNISAで購入した銘柄は、子供の名前で株主優待が到着します。
このため、株主優待を家族で楽しむと同時に子供の金融教育にも最適。
また、高配当株投資は購入タイミングを選ぶ初心者には不向きな投資法です。
本記事の紹介はあくまで銘柄紹介であり、購入タイミングには注意しましょう。
以上、ジュニアNISAおすすめ銘柄まとめでした。
【関連記事】中学生~高校生におすすめの株アプリを紹介しています。
【関連記事】ジュニアNISAで購入する投資信託に悩んだら以下5選がおすすめです。
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