本記事では、不動産クラウドファンディング「COZUCHI(コズチ)の魅力」をテーマに評判やメリット、デメリットを解説します。
不動産クラウドファンディングの中でも人気のある会社であり、利用を検討している方は少なくないでしょう。
筆者は、2021年よりCOZUCHIを利用しており渋谷区神泉エリア区分店舗に2年運用した経験があります。
そこで、実際に登録~投資を行い感じたメリット、デメリットについて解説します。
すぐにメリット、デメリットを知りたい方は「COZUCHI」5つのデメリットから確認ください。
①COZUCHI不動産に共同出資を行うツール
②年5%~10%の案件がメイン
③1万円から少額投資に対応している点は魅力
④通常の投資同様元本保証ではない点は注意
⑤気になる物件がないか公式サイトもチェックをしよう
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「COZUCHI」とは?基本を解説
まずは、COZUCHIの基本から解説します。
COZUCHIは「不動産クラウドファンディング」事業を行っています。
不動産クラウドファンディングの流れは以下の通り
- インターネット上で出資者を募集
- 運営会社が不動産事業を行う
- 不動産から得られる賃料や売却利益を投資家へ還元
実際の不動産投資には、最低でも数百万~とまとまった資金が必要です。
公募制で広く出資者を集め投資を行う方法と覚えておきましょう。
具体的な案件情報を一部紹介します。
COZUCHIプロジェクト一覧
東京都世田谷区の一棟マンション案件。
対象不動産の35%の持ち分を投資対象とされています。
当初想定利回りどおり、6%の利回りで投資が終了。
続いて、東京都五反田一棟マンションの投資案件です。
当初想定の年利5%実績を上げ運用が終了しています。
安定した運営を行なっているのが特徴です。
他にも現在募集中のプロジェクトが掲載されているので、公式も合わせてチェックをおすすめします。
不動産クラウドファンディングとJ-REITの違いは?
不動産への投資方法として「J-REIT」も魅力がある投資先です。
そこで、不動産クラウドファンディングとJ-REIT投資の違いを解説します。
※スマホの方はスライドできます。
不動産クラウドファンディング | J-REIT | |
投資対象 | 収益物件、開発案件など様々な投資が可能 | 主に収益物件が中心 |
価格変動 | 日々の値動きはない | 日々の値動きがある |
不動産の選定 | 物件をチェックできる | 物件のチェックはできない |
分散性 | 低い | 高い |
売却 | いつでも可能(但し、手数料あり) | いつでも可能 |
投資額 | 1万円から投資可能 |
J-REITの魅力は、投資対象が幅広く分散されている点です。
シンプル解説すると「日本全国の収益物件の集めた投資パック」と言えるでしょう。
このため、特定の物件に問題が出た場合も投資家は大きな影響を受けません。
不動産投資が気になる方はREITの活用も検討してみましょう。
(参考)【注意】「REIT(リート)はデメリットあり?」おすすめしない6つの理由
「COZUCHI」5つのデメリット
COZUCHIのデメリットは以下の通りです。
デメリット①元本保証ではない
すべての投資に共通することですが、不動産クラウドファンディングは元本保証ではありません。
不動産クラウドファンディングのリスクは以下3点
- 賃料単価の下落による減収
- 売却損の発生
- 自然災害リスク
通常の不動産投資と同じく「安定した収益が得られるのか?」、「売却した際利益が上げられるか?」など投資物件をチェックする必要があります。
このため、過度は不安を覚える必要はありませんが、リスクとして認識しておきましょう。
デメリット②投資家保護基金は対象外
COZUCHIは投資家保護基金の対象外です。
投資家保護基金とは?
一般的な株取引の場合、証券会社は自身の財産と顧客の財産を分別して管理することが法律上義務付けられています。
つまり、証券会社が破綻しても顧客の財産には直接的な被害は及ばないのが原則です。
この点、不動産クラウドファンディングは保護基金の対象とはならず、運営会社破綻時は投資家の資金が保護されません。
但し、COZUCHIを運営する「LAETOLI株式会社」は、設立から20年を超えており安定的な経営を続けているため大きな不安を覚える必要はないでしょう。
デメリット③運営会社は非上場
運営会社「LAETOLI株式会社」は非上場です。
上場会社であれば、月次及び決算で企業収益を細かくチェックすることができます。
設立20年歴史はあるも、細かな業績推移をチェックできない点は課題と言えるでしょう。
デメリット④確定申告が必要
分配金は「雑所得」となり、総合課税扱いとなります。
このため、プロジェクトへの投資で得た分配金は「確定申告が必要」です。
会社員の方で、日頃確定申告をしていない方にはデメリットと言えます。
詳細➤分配金に対する税金はどのような扱いとなっていますか? COZUCHI
デメリット⑤振込手数料は出資者負担
細かな点ではありますが、「振込手数料は出資者負担」となります。
振込手数料無料のネット銀行をうまく活用すること解決する課題と言えます。
(参考)振込手数料無料ネット銀行:UI銀行の魅力を解説
「COZUCHI」活用するべき5つのメリット
COZUCHIのメリットは以下の通りです。
メリット①1万円から投資が可能
COZUCHIは1万円から少額投資が可能です。
都内の1棟マンションは数億円の投資資金が必要なことから、少額から魅力のある投資先へ出資できるのは強みと言えるでしょう。
メリット②物件の詳細がチェックできる
以下、募集中の物件情報写真になります。
外観写真だけでなく、
- 物件名
- 物件住所
- 竣工日
など、物件の詳細をチェックすることが可能です。
あわせて、投資物件の特徴やメリットなど確認ができます。
メリット③優先劣後構造で投資家を保護
「優先劣後構造」とは?
プロジェクトに掲載されている投資物件は、事業者であるCOZUCHIも10~60%程度投資を実施。
仮に損失が出た場合、劣後出資部分(COZUCHIが投資した金額)から先にマイナスを負担するため、投資家の元本毀損を保護する取り組みが行われています。
元本保証ではありませんが、リスク軽減が行われているのは強みと言えるでしょう。
メリット④リターンの上限を設けない配当
不動産クラウドファンディングにおける配当は、優先出資者に優先的に配当される一方で、「配当利回りに上限が設定される」のが一般的。
但し、COZUCHIは配当利回りに上限無く利益を分配することで、ローリスクな商品設計を重要視しながらも、出資者により高いリターンを可能にしています。
このため、一部プロジェクトでは「年利283.5%」と驚異的なパフォーマンスを残した物件も存在。
あくまでプロジェクトの一部ですが、「想定以上に分配金が貰える可能性がある」のは魅力と言えるでしょう。
特に、キャピタルゲイン型は人気が高く募集金額の何倍もの資金が集まります。
この場合、抽選となるため簡単に購入できない点は注意が必要です。
メリット⑤途中解約が可能
多くのクラウドファンディングは途中解約に対応していません。
このため、COZUCHIは途中解約に対応している点は大きなメリットと言えます。
但し、換金手続きには事務手数料3~5.5%必要になります。
途中換金は可能ですが、不要な手数料を払わないように余裕資金で投資することが大切です。
また、長期プロジェクトの場合、1年毎に事務手数料不要で途中解約できる制度もあるため、プロジェクトの詳細までチェックしておきましょう。
「COZUCHI」の登録方法
実際に筆者が登録した画面を元に解説します。
- 会員登録
- 投資家登録
- ご入金
- 投資申込み
の流れになります。
①会員登録
①COZUCHI公式サイトにログインする
②画面右上「会員登録」をタップ
③電話番号、メールアドレス、パスワードを入力
④スマホに届くSMSを入力する
以上で会員登録完了です。
②投資家登録
①氏名、性別を入力
②職業、勤務先、年収、金融資産などを記載
③取引口座を入力
④本人確認(必要な情報は以下の通り)
- スマートフォン、ダブレット、もしくはカメラ付きのパソコン
- 本人確認書類
最終的にスマホでの本人確認が必要なため、パソコンではなくスマホで登録作業を行いましょう。
以上で投資家登録完了です。
審査にしばらく時間を要するため、結果を待ちましょう。
無事審査が通った場合、登録アドレスに以下メールが届きます。
COZUCHI口コミ、評判
あーーCOZUCHI落選しました。。。
ほんとにショック— ちやや@不動産投資始めました? (@CkaG13195e69i95) September 10, 2021
COZUCHI、さすがに当たらないね
— Flying-sosonian (@FlyingSosonian) December 5, 2023
キャピタルゲイン型はリターン上限が無いため人気が過熱。購入したくても当選しない・・・という口コミが多数見られた
COZUCHIってすごいなぁ〜
もうすぐ20億…
申込しようか迷い中…?https://t.co/5wxTxX9eWX— 馬車馬サラリーマン (@dRJW3hEFqSzyhaO) September 8, 2021
人気ファンドは1日で応募金額を超えてしまうため、COZUCHIの人気の高さがうかがえる
#COZCHI 超ひさびさに当選😂
嬉しすぎる!!完全に「数打てば当たる」戦法でした🎵
今まで元本割れがないだけでも凄いのに、想定リターンよりも結果が良くなることが多いので超人気のCOZUCHI。
銀行預金するより今は遥に期待できるので、毎回案件出るたびに応募してます😁 pic.twitter.com/9XshxmhhYT
— マキ | 仮想通貨と小口投資 (@OLmakisan) February 14, 2023
案件がでるたびに申し込みをしているユーザーも
口コミ、評判をまとめると
- 人気のプロジェクトはなかなか当たらない
- キャピタルゲイン型の物件に人気が集中
- 投資資金は数%と余裕資金で行う
という、口コミが見られました。
なかなか人気プロジェクトに当選はできませんが、あきらめず申し込みを続けることをおすすめします。
「COZUCHI」魅力まとめ
本記事では「COZUCHI」の魅力についてまとめました。
COZUCHIの魅力は、少額から都心の優良物件に投資ができる点です。
また、優劣劣後構造による投資家保護も魅力。
但し、投資商品であり元本保証でない点は注意が必要です。
このため、自身のポートフォリオの一部(数%)で投資を行うなどリスク分散を徹底する事が大切と言えるでしょう。
現状最大のデメリットは、「人気プロジェクトはなかなか当選しない・・・」という点にあります。
募集額に対して10倍以上の資金が集まることもありますが、諦めず申し込みを続けましょう。
以上、COZUCHIの魅力まとめでした。
気になる方はCOZUCHIホームページから詳細チェックをどうぞ
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