本記事では、「株やめたい」をテーマに株をやめる方法を解説します。
株式投資には魅力だけでなくリスクも存在し、短期間で資産が半分以下になる方も少なくありません。
また、「資金量」、「性格」も人それぞれであるため、投資はすべての方におすすめできるものではないと言えるでしょう。
このため、「自身には向かない」と感じたら素直に株をやめることも時には有効です。
そこで、本記事では株をやめる方法について深堀りします。
①時に株式投資を辞めるのも有効な選択肢
②証券口座を閉鎖、資金を出金するなど対応を検討
③株を辞めることでストレス、時間などメリットがある
④但し、投資をしないことにはリスクがある
⑤投機ではなく投資を行おう
【当サイト推薦】moomoo証券アプリ
テクニカルデータやシグナルも無料で閲覧可能(新たな買い時を判断するの最適)
取引ツールとしても優秀であり、業界最安水準の手数料でサービスを提供している点も魅力。
現在、大盤振る舞いの口座開設キャンペーンが開催されており、当選した株の買付代金を受け取ることができます。
最大10万円相当貰えるお得なキャンペーンも上手く活用して、買付資金を確保してみましょう。
「株やめたい」と思ったら相場から離れるのも必要
「株やめたい」と思ったら悩まずに相場から離れることが大切です。
筆者も急騰しているゲーム株に手を出し、90万円の損切りをしたことが理由で1年ほど株取引をやめた経験があります。
損切りの後も、株取引をしばらく継続していましたが、頭の中は「先日の負けをどの銘柄なら取り返せるか?」のみ・・・
こうなるとお察しの通りで、急騰している銘柄を追いかけては損失を繰り返す日々でした。
このため、一度株をやめるタイミングと考え1年ほど株式相場から離れていました。
株をやめたことで得られたメリットもあり、体験談を含め本記事で詳しく解説します。
「株をやめる」具体的な方法4選
株をやめる具体的な方法は以下の通りです。
方法①証券口座を解約する
株をやめる方法として、最も効果的なのは証券口座の解約です。
強制的に取引ができない状況を作るため効果は抜群と言えます。
いざ株取引をやめようと思っても、「少しだけ再開しようかな・・・」と考える方も少なくありません。
このため、完全に株取引をやめたい方は面倒でも証券口座の解約を選択しましょう。
- 保有株式を売却する
- 口座内にある現金を引き上げる
- カスタマーサービスセンターに電話し解約書類を取り寄せる
方法②証券口座から資金を引き上げる(解約はしない)
解約はせず証券口座の資金を引き上げる方法です。(筆者はこの方法を選択)
但し、入金するだけで再開できてしまうため「取引パスワードを廃棄する」など簡単に再開できない制約をかけることをおすすめします。
数年後再開する可能性がある方は、解約せずに資金を引き上げる方法を選択しましょう。
但し、くれぐれも急騰銘柄を見て感情的に再開するのはおすすめできません。
方法③株に関するアプリ、ツールを削除する
続いて、証券アプリや分析ツールを削除する方法も検討してみましょう。
株に関する情報を遮断すれば一時的に株取引を辞めることができます。
特に、最近の証券アプリは操作性が素晴らしく簡単に取引ができるため、ついつい株を再開してしまいます。
「株やめたい」と思ったら株に関するアプリ・ツールの削除もおすすめです。
方法④新たな趣味を見つける
株式投資で負けが続くと、ギャンブル中毒のようになってしまう方もいるでしょう。
「過去の損失を取り返したい」と負の感情からついつい投資を再開してしまいます。
上記で紹介した株をやめる方法をいくら実行しても、あなた自身が変わらないことには根本的な解決にはなりません。
このため、中毒状態から抜け出すために新たな趣味を見つけるのも良いでしょう。
株をやめる事で得られる3つメリット
株をやめることで得られるメリットは以下の通りです。
- ストレスから解放される
- 時間に余裕ができる
- 冷静になる事ができる
メリット①ストレスから解放される
株取引を辞めることでストレスから解放されます。
「先日の損失を取り返したい」と考えながら投機トレードを繰り返すのはストレス。
1度株をやめることで負の感情から解放されます。
会社員など本業がある方であれば、仕事のパフォーマンス向上にも繋がるでしょう。
メリット②時間に余裕ができる
企業調査やチャート分析に使っていた時間が無くなります。
このため、自身の時間に余裕が生まれるのはメリットです。
時間に余裕ができることで「趣味」、「資格」などの新たな挑戦が可能。
家庭を持っている方であれば、子供との時間を増やすこともできます。
(参考)気分転換に一人になれる場所
メリット③冷静になる事ができる
株式投資において「過去の負けを取り返したい!」という感情は良い状態ではありません。
短期的に損失を取り返そうとギャンブルトレードをしてしまう要因です。
このため、相場から離れ冷静になれる期間を作るのは有効な方法と言えるでしょう。
株を再開する時の5つの対策
将来的に株式投資を再開するときは以下5つの対策を取りましょう。
- 「投機」ではなく「投資」をする
- 投資前にスクリーニングを実施する
- 株シミュレーションアプリを活用する
- 過去のトレードを振り返る
- 少額投資アプリの活用
対策①「投機」ではなく「投資」をする
株やめたいと考える方の多くが「投機」トレードをしています。
具体的なNG行為は以下の通り
- 急騰している株をイナゴトレードする
- 信用取引で一発逆転を狙う
- 余裕資金で取引しない
あなたが将来、株を再開しようと思ったらぜひ「投機」ではなく「投資」を始めることをおすすめします。
短期トレードの場合、機関投資家など市場のプロと戦うことになります。
情報量、資金量など大きな違いがあり、一部の天才を除いて安定した利益を挙げるのは簡単ではありません。
このため、非課税制度を活用した「インデックス投資」など再現性の高い投資から再開することをおすすめします。
対策②投資前にスクリーニングを実施する
急騰銘柄へ短期トレードを仕掛けるなど、リスク高い取引は辞めましょう。
企業スクリーニングを行い優良企業への長期投資がおすすめです。
具体的なスクリーニングとは、ファンダメンタル分析に活用される
PER(株価収益率) | 15倍以下なら割安 |
---|---|
PBR(株価純資産倍率) | 1倍以下なら割安 |
ROE(株主資本利益率) | 10%以上が目安 |
などの代表的指標もちろん、長期チャートの推移、競合企業との差別化ポイントなど確認が必要です。
スクリーニングと聞くと「難しい・・・」と感じる方もいますが、無料ツールを活用する事で手軽に企業分析が可能です。
以下記事で無料で使えるスクリーニングツールを紹介しています。
対策③株シミュレーションアプリを活用する
株シミュレーションアプリを活用してお金をかけずに練習することもできます。
株を再開する際はアプリを活用して練習するのも有効は方法と言えるでしょう。
- 本物の株価を使用しリアル体験
- 日本株、米国株7,000銘柄以上が対象
- 漫画で株式投資が学べる
本物の株価と同じデータを活用しており、リアルなデモトレード体験が可能です。
シミュレーショントレードを通して、「自分には個別株が向いているのか?」の再チェックをおすすめします。
株たす-株式投資のシミュレーションゲーム
posted withアプリーチ
対策④過去のトレードを振り返る
株で利益を上げている人の特徴として、過去のトレード結果を振り返る傾向にあります。
「購入した理由」、「タイミング」など適切であったのかを結果からチェックするのが大切です。
証券コード | 例:1111 |
---|---|
企業名 | ○○株式会社 |
投資日 | 2024年〇月〇日 |
保有株数 | 100株 |
株価 | 1000円(1株当たりの株価を記載する) |
備考 | 購入した理由を記載する |
反省点が見つかれば、次の売買時に意識するようにしましょう。
対策⑤少額で取引できる証券会社の活用
最近では、単元未満株(1株)から投資ができる証券会社が増加。
単元未満株なら大手企業も数千円から購入することができます。
このため、小額投資を活用して再開するのも有効です。
【注意】投資しない人生にもリスクがある
「自身には投資が向かない」と投資を辞めるのも時には有効は方法と言えるでしょう。
但し、投資をしないことにもリスクがある点は理解が必要です。
投資をせず銀行預金にお金を置いている方は考えるべきポイントがあります。
物の価値は常に変動しており、50年前の100円と現在の100円では価値が異なります。
上記の通り、物価と合わせて初任給は上昇。
政府は「インフレ目標2%」を掲げており、物価上昇を目的とした経済対策を継続。
このため、預貯金100%の方は「日本がインフレ=物価が上昇する」ことにより自身の資産価値が下がるリスクがあります。
このため、投機トレードではなく優良なインデックスファンドへ積立投資することも検討してみましょう。
株式投資やめる方法【まとめ】
本記事では「株やめたい」をテーマに株をやめる方法を解説しました。
損失が続くと冷静な判断ができず、ギャンブルトレードをしてしまう方も少なくありません。
このため、「株取引で負けてばかりでつらい」と思ったら、一度相場から離れることをおすすめします。
また、株式投資を再開する時は「投機」ではなく「投資」しましょう。
投資方法は「インデックス投資」、「リスクを抑えた少額投資」がおすすめです。
以上、株をやめる方法、対策まとめでした。
【関連記事】個人投資家に向いている人の特徴を解説しています。
【関連記事】株シミュレーション取引ができるアプリを解説しています。
【関連記事】株式投資を独学で勉強する方法を解説しています。