投資手法

【究極の投資法】恩株とは?│配当と優待がタダ【長期投資家向け】

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悩み人
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恩株について詳しく教えて欲しい

本記事では、「恩株」をテーマにメリット、デメリットを解説します。

ポートフォリオに恩株を増やすことで、市況が厳しい時の強い味方になります。

一方、知名度が低い投資用語であるため、「恩株とはそもそも何なのか?」と疑問を持つ方も少なくないでしょう。

株を売却する1つの目安にもなるため、本記事を参考に恩株について理解しておきましょう。

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【基本】恩株とは?

まずは恩株の基本から解説します。

恩株とは?

投資コストが発生していない保有株式を指す

シンプルに解説すると投資元本は回収済みの保有株

読み方は「おんかぶ」です。

これだけでは分かりづらいため、具体例を見ていきましょう。

  1. A社の株式を200株 株価1,000円で購入
  2. 半年後株価は2,000円に上昇
  3. 株価2,000円で100株売却
  4. 「投資元本を回収」した100株が残る

この手元に残った100株が恩株です。

無料となったことから、別名「タダ株」とも言われています。

「恩株」3つのメリット

恩株のメリットは以下の通りです。

順番に解説します。

メリット①投資元本を回収しているため暴落しても精神的に楽

恩株は投資元本を回収している保有株のことを指します。

このため、どれだけ株価が暴落しても投資資金がマイナスになることはありません。

「元本は回収済み」と考えることで精神面で強い味方になると言えるでしょう。

メリット②コストゼロで配当や株主優待を毎年届けてくれる

恩株は、コストゼロで「配当」と「株主優待」を受け取ることができます。

暴落リスクも無くタダで資産を増やしてくれる保有株は、「お金の生る木」とも言えるでしょう。

POINT

貰った配当金を活用して他の株式を購入すれば、コストゼロの恩株を更に増やすことが可能

単元未満株を活用して気軽に保有株を増加させるのもおすすめ

恩株が恩株を作るという良いスパイラルを作ることもできます。

恩株の良いスパイラル

メリット③利益確定する1つのルールになる

恩株を利益確定のルールにするのもおすすめの投資手法です。

「株は買うより売る方が難しい」という格言があるように、売却タイミングに悩む投資家は少なくありません。

上昇している株を見ては「まだまだ保有株は上昇するのでは?」と欲深く考えてしまうのが人の性です。

このため、「株価が2倍になったら半分売却(恩株化)する」というルールも検討してみましょう。

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「恩株」のデメリット

恩株を狙うには長期間の保有が前提となる

特に、大型株の場合株価が2倍になるには数年の期間が必要になります。

このため、市況や会社業績に応じて柔軟な対応を取ることが大切です。

但し、銘柄によっては短期間で2倍になることも少なくありません。

例:(2150)ケアネット

医薬品情報をネット配信している会社であり、外出自粛の影響にて利用者の拡大が期待され急騰。

約1ヶ月でダブルバガーを達成しています。

中小型株で急騰した銘柄は短期間で下落する場合があるため、2倍で半分売るというのも有効な方法です。

結論、恩株を狙った投資を意識しすぎるのではなく、市況に応じて柔軟な対応を取るようにしましょう。

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「恩株」の作り方

恩株の作り方は以下の通りです。

POINT

以下例は税金を考慮していない参考シミュレーションです

特定口座で恩株を目指す場合、「20.315%の税金」+「手数料」を考慮するようにしましょう

例①保有株1000株 株価2倍上昇の場合

シンプルに2倍になったら保有株を半分売却する方法です。

株価 保有数 評価額
2024年1月1日 100円 1000株 10万円
2024年6月1日 200円 1000株 20万円
500株売却 500株恩株

上記の場合、半分の500株を売却すれば恩株化が可能。

例②保有株1000株 株価が1.5倍上昇の場合

株価 保有数 評価額
2024年1月1日 100円 1000株 10万円
2024年6月1日 150円 1000株 15万円
700株売却 300株恩株

株価が1.5倍になった場合、700株売却で投資元本が回収され恩株になります。

POINT

保有株数によっては、必ずしも2倍の株価が必要なわけではない

恩株投資家の師匠は父

筆者の両親は証券会社勤務と幼少期から株式投資と近い関係にありました。

投資の師匠は株取引歴46年の父。(今なお現役の投資家)

色々とアドバイスを貰う1つをご紹介します。

株は200株以上買う。そして、投資元本を回収したら100株だけ売りなさい。そんな保有株を増やしていったら老後幸せな人生になる。

当時は、この言葉の意味が分からなかったのですが、結論「恩株」を作りなさいということだったようです。

実際に父も恩株投資家であり、一押しは、トヨタ自動車株価3,200円(200株)

(追記)分割により640円1,000株になったようです。

2012年株価低迷時400株保有し、見事に恩株化。

みんなの株式トヨタ自動車チャートより引用

配当として毎年4万円以上届けてくれる素晴らしい恩株銘柄です。

大型株が恩株になるには、長期間での保有が必要なためリスクはありますがぜひ目指してみたいと思います。

恩株投資に最適な財務分析アプリ

恩株を目指す場合、財務分析を行い長期に業績拡大が期待できる銘柄へ投資する必要があります。

但し、「財務分析のやり方が分からない・・・」という方も少なくないでしょう。

そこで、おすすめなのが財務分析アプリ「moomoo」の活用。

「moomoo」は、2022年10月27日誕生した新しい次世代型金融情報アプリです。

日本での知名度は高くありませんが、世界では2,100万人以上のユーザーがmoomooのアプリを利用。

革新的なサービスとして世界の投資家に認められているツールです。

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その他、「銘柄スクリーニング」、「ヒートマップ」など株のトータル管理に対応。

POINT

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恩株とは?【まとめ】

本記事では「恩株」をテーマにメリット、デメリットを解説しました。

「恩株」のメリットは以下の通り

恩株を保有することで株価暴落時の強い味方になります。

投資をする目標の1つとして、「恩株銘柄を増やす」というのおすすめです。

但し、株価が2倍になるには長期保有が前提となるため、市況や業績を見ながら柔軟な対応を取るようにしましょう。

以上、「恩株」メリット、デメリットまとめでした。

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