本記事では、「株式投資の勉強」をテーマに何から始めるべきか?を解説します。
積立NISAの導入により、若年層を中心に投資を始める方が増加。
但し、「何から勉強したら良いか分からない・・・」という方も少なくありません。
そこで、投資を始めるにあたり事前に理解しておくべき知識を順番に解説します。
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そもそも投資の勉強は必要なのか?
「投資に勉強は必要なのか?」という疑問があるかと思いますが、結論投資の知識は必要です。
投資初心者の中には、短期間で資産を数倍にするようなリスクをとった投資を行う方も少なくありません。
また、高手数料のぼったくり投資商品が存在するため注意しておきましょう。
このため、「正しい投資商品」を学ぶため勉強をする必要があります。
正しいルールを学ぶ意味でも「何から勉強を始めべきか?」をテーマに深堀りをしていきます。
株式投資は何から勉強を始めるべきか?10STEPで解説
STEP①収支状況の確認
株式投資にはリスクがあるため、余裕資金で始めるのが基本です。
このため、まずは自身の収支をチェックしましょう。
- 自身の収入と支出をチェック
- 毎月に何にいくら使っているか確認
- 不要な固定費があれば削減する
筆者の場合は
- 利用していないサブスクの解約
- 格安SIMへ変更
- 嗜好品(お酒など)の節約
など、無理のない範囲で固定費を節約したお金で投資をスタート。
「投資をする余裕がない」という方は、家計簿アプリを活用して削減できるものが無いかチェックしてみましょう。
STEP②自身のスタイルを見つける
大きく2種類に分けると以下の通り
- キャピタルゲイン(売却益)狙い
- インカムゲイン(配当金)狙い
どちらがベストかというのは、投資家の性格によります。
但し、まとまったインカムゲインを得るには資金が必要になります。
(例)4%の高配当株を投資した場合
投資額 | 得られる配当金 |
---|---|
10万円 | 4,000円 |
100万円 | 40,000円 |
1000万円 | 400,000円 |
このため、投資初期はキャピタルゲインを狙うのが一般的です。
また、投資手法を深堀りすると以下方法があります。
- 短期トレード
- 中長期トレード
- バリュー株投資
- グロース株投資
- IPO投資
すべての投資手法にリスクと魅力があるため、「自身には何が合うのかな?」を以下記事でチェックしてみましょう。
http://long-term-investment.jp/investment-style/
STEP③貯金と投資の比率をチェックする
投資スタイルが分かったら、自身に最適な貯金と投資の比率を決定しましょう。
リスク許容度は「投資家の性格」が異なるため正解はありません。
但し、「年齢」、「家族構成」、「職業」でバランスを決めるのが一般的です。
年齢を例にとると
年齢 | 株式 | 現金 |
20代 | 80% | 20% |
30代 | 70% | 30% |
40代 | 60% | 40% |
50代 | 50% | 50% |
60代 | 40% | 60% |
結論、「年齢と現金比率」を合わせる方法になります。
また、毎月の生活費3~6ヵ月以外はリスク資産に回すという投資家もいます。
「自身にはどんな比率が良いか?」を以下記事で確認してみましょう。
STEP④買ってはいけない投資商品を理解する
残念ながら現在も買ってはいけない投資商品という物が存在します。
これも、日本で投資人口が拡大しない理由の1つです。
具体的に買ってはいけない投資商品とは
- 高手数料が設定されている
- リスクを認識できない複雑な作り
- 不要な中間マージンが必要
など、様々。
結論、「自身が理解できない投資商品は購入しない」という点を覚えておきましょう。
また、投資をする上で手数料は重要な要素です。
販売者側に都合が良い投資商品は積極的な勧誘が横行。
対して、本当に良い投資商品は自身で勉強する必要があります。
以下記事から買ってはいけない投資商品をチェックして自衛できる知識をつけましょう。
STEP⑤シミュレーションアプリ投資を体験してみる
続いて、お金を掛けずにゲーム感覚で投資体験をしてみましょう。
筆者おすすめは「株たす」の活用です。
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- 漫画で株式投資が学べる
本番同様の取引体験ができます。
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まずは、シミュレーションアプリを活用して「自身には個別株が向いているのか?」をチェックしてみましょう。
「銘柄選びが難しい」、「うまくいかない」と感じたら素直に投資信託の購入をおすすめします。
他にもおすすめのシミュレーションアプリを紹介しています。
STEP⑥少額で投資ができる証券口座を見つける
シミュレーションアプリに慣れたら、実際に証券口座を準備してみましょう。
「私は投資信託が向いている」という方は、大手ネット証券を活用することで手数料を抑えた投資が可能です。
などのネット証券であれば、基本的に100円から投資信託を購入する事ができます。
自身には「個別株が向いている」と感じたら、少額から投資ができる証券口座がおすすめです。
1,000円~などリスクを抑えて投資をすることができます。
少額投資にはメリット、デメリットがあります。
少額投資のメリット、デメリット | |
メリット | ・少ない資金で購入できる ・投資の練習に最適 ・複数の株を買う事でリスク分散できる ・配当が受け取れる |
デメリット | ・通常と比べて手数料が割高になりやすい ・株主優待は基本的に貰えない ・投資額が少ない分資産形成には不向き ・注文から買付までに時間が必要 |
特に、少額投資は手数料負けする可能性があるため取引方法には注意しましょう。
➤(解説)単元未満株で手数料負けしない方法
最近投資家から人気の証券口座は以下の通り(買付手数料比較)
※スマホの方はスライドできます。
アプリ名 | 1,000円 | 1万円 | 10万円 | |
① | ferci(マネックス証券) (売却手数料は0.55%必要) |
0円 | 0円 | 0円 |
② | PayPay証券 | 5円 | 50円 | 500円 |
③ | LINE証券 | 2~5円 | 20円~50円 | 200~500円 |
④ | SBIネオモバイル証券 (50万円まで) |
実質20円 | 実質20円 | 実質20円 |
⑤ | CONNECT (約定単価に含まれる) |
5円 | 50円 | 500円 |
手数料や特徴が事なるため、以下記事で「自身にはどの証券会社が合うのか?」をチェックしてみましょう。
STEP⑦本番トレードを体験してみる
投資を始める際のポイントは
- 少額から投資を始める
- 投資銘柄は分散する
- 購入時期を分散する
など、少額から投資銘柄を分散させることが大切です。
金融庁「金融ガイド」より引用
但し、実際に投資を始めても多くの方が失敗をします。
- 買い時を失敗して損失
- 市況が厳しく投資信託が含み損
- 自身が売却した後に急騰
など、うまくいかない事も多いですがむしろ失敗して当然です。
世界一の投資家「ウォーレンバフェット氏」でも2020年航空株で5兆円の損失を出しています。
完璧な投資家は存在せず、失敗をしながら成長していくため「リスクを抑えて投資を継続する」という点を意識しましょう。
「個人投資家の9割は損している」という言葉もありますが、以下記事でその仕組みと対策を解説しています。
STEP⑧失敗から改善点を見つける
失敗点を記録することで多くの改善点を見つけることができます。
筆者も長きに渡り株ノートを付けており、
- 売買記録
- 目標設定
- 反省点振り返り
を日々行っています。
大きな損失を出すのはつらい経験ですが、成長に繋がるきっかけと考えます。
記録の方法に正解はありませんが、一例は以下の通りです。
証券コード | 例:1111 |
---|---|
企業名 | ○○株式会社 |
投資日 | 2021年10月19日 |
保有株数 | 100株 |
株価 | 1000円(1株当たりの株価を記載する) |
備考 | 購入した理由を記載する |
投資を始めたら売買だけでなく、振り返りができる記録付けを行ってみてはいかがでしょう。
STEP⑨無料~少額で出来る勉強を行う
本番トレードと合わせて無料~少額で使えるツールを活用して勉強を継続しましょう。
現在はSNSの発展により、有益な情報を手軽に受け取ることができます。
- YouTube、Twitter
- 情報サイト
- 投資本、株雑誌
特に、SNSを活用することでお金を掛けずに勉強も可能。
「企業決算」、「スクリーニングの方法」など学ぶことができるため、SNSもしっかりと活用していきましょう。
YouTubeで勉強する場合、投資系YouTuberの活用がおすすめです。
STEP⑩慣れてきたらライフプランシミュレーションをしよう
固定費の削減をしながら投資に慣れてきたら、ライフプランシミュレーションを行ってみましょう。
ライフプランを事前に考えることで
- 人生における3大出費に備える
- 寿命の長寿化に対応
- 家計管理を見直すきっかけ
など将来のために必要なお金と対策を考えることができます。
子供1人当たり「3,000万円」必要と言われており、自身だけでなく家族のためにも早めの対策が必要です。
現在は手軽にライフプランが確認できるアプリ、ツールが多数あるため活用をおすすめします。
参考:おかねのコンパスシミュレーション
但し、将来のライフプランも大切ですが以下の点には注意が必要です。
- 投資は余裕資金で行う
- 貯蓄と投資の比率を意識
- 思い出、経験にはお金を使う
ライフプランありきで投資額を決定するのではなく、余裕資金で投資をすることを忘れてはいけません。
また、資産形成も大切ですが、若い時にしかできない思い出もあるため、経験にお金を使うこともお忘れずに!
おすすめのライフプランシミュレーションは以下記事で紹介しています。
株式投資は何から勉強を始めるべきか?【まとめ】
本記事では「株式投資の勉強」をテーマに何から始めるべきか?を解説しました。
記事で紹介したポイントは以下の通り
株式投資には魅力があるも様々なリスクがあります。
但し、ポートフォリオが現金100%の場合インフレリスクに弱く大変危険です。
このため、今や投資を行う事は必要不可欠と言えます。
- 事前に投資額、投資商品を勉強する
- 少額から投資を行う
- 反省点を見つけ改善する
以上を意識しながら資産形成をすることがおすすめです。
以上、「株式投資の勉強はを何から始めるべきか」まとめでした。
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