本記事では「株取引がつらい」をテーマにメンタルがやられる事例と対策を解説します。
株価は上昇と下落を繰り替えしており、勝率に違いがあるも常に完璧なタイミングでトレードができる投資家は存在しません。
このため、大きな損失を出した場合「つらい」、「ストレスがたまる」など精神的に不安定になる方も少なくないでしょう。
市況が不安定な時には、「夜寝つきが浅い」、「不安で眠れない」という場合も・・・
そこで、株取引でメンタルがやられる事例と具体的な対策を深掘りします。
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「株取引つらい」は多くの投資家が経験する
株取引でつらいと感じている口コミをまとめました。
株つらいよーー
含み益消えてく!!— マイクロwavy (@wavy_kabu_23) July 28, 2023
日本株難しすぎるしメンタルやられるので、日本株辞めて米国株一本で行きます?笑
米国株で中長期投資頑張ります?笑— くま@投資初心者 (@kumakabu04) November 9, 2021
ガチホなラーメン屋株、こんなに下がるとメンタルにくる。しばらく下がるのかなー
— ke (@_hokkyoku_) June 12, 2024
投資経験や資産額により感じ方に大小はあるも、多くの投資家が「つらい」と感じるシーンがあります。
「株の儲けは我慢料」という格言があるように、我慢の先に大きな利益がある
このため、市況が厳しい時にも冷静に判断できるマインドが大切と言えるでしょう。
「株取引がつらくてメンタルがやられる」と感じる5つの事例
株取引においてつらいと感じる事例は以下の通りです。
事例①大きな含み損で株つらい
保有株が大きな含み損になっている場合、株つらいと感じるシーンです。
- 含み損が100万円を超えた
- 資金が半分になった
- 投資先が不祥事を起こした
「自身の大切な資金が半分になった・・・」と考えてみると、冷静に対応できる投資家は多くありません。
信用取引により元本以上の損失を出した場合、立ちなれない投資家も少なくないでしょう。
事例②保有株が含み損ばかりで株つらい
ポートフォリオが含み損ばかりでも株つらいと感じるシーンです。
- 保有株のすべてが含み損
- 含み損が損切できない
- 含み損で資産が半分になっている
損失を確定させるのは、多くの投資家にとってつらい行為と言えます。
含み益は利確できる一方、損切りはできずポートフォリオがマイナスばかりの方が存在。
含み損ばかりの保有株をチェックするたびに、メンタルがやられる方も少なくないでしょう。
事例③売却した後すぐに株価が高騰して株つらい
- 損切りした銘柄が暴騰
- 売却した銘柄が翌日にストップ高になった
「あと1日もっていれば・・・」と、得られたであろう金額を計算してしまう方もいるのではないでしょうか。
下落トレンドにあった銘柄を、勇気を出して損切りした翌日からトレンドが転換した場合も株つらいと感じる事例。
利益確定においても、メンタルがやられる場合があるため注意が必要です。
事例④日々株価チェックをしてしまい株つらい
保有株の動向が気になり、仕事中に何度も株価をチェックしている方は対策が必要です。
- 株価が気になって仕事に集中できない
- 1日何度も株価をチェック
- 日々の収支に一喜一憂する
仕事のパフォーマンス低下にも繋がるため、株取引には注意が必要と言えるでしょう。
事例⑤ショック相場で株つらい
株式相場は定期的に市場全体が暴落するショック相場に突入します。
- アメリカ同時多発テロ
- リーマンショック
- 東日本大震災
2020年コロナショックは、多くの方にとってイメージが付きやすいショック相場です。
サーキットブレーカーが数回発生するなど、短期間で資産が目減りしていくためメンタルがやられた方も少なくないでしょう。
コロナショックでは株価が短期間で40%下落
「株取引がつらくてメンタルがやられる」5つの対策
株がつらい場合の具体的対策は以下の通りです。
対策①損切りルールを決める
「大きな含み損がつらい」という投資家は、明確な損切りルールを設定しましょう。
損切りルールは投資家により様々であり正解はありません。
これから損切りラインをルール化する場合、グロース株の神様「ウィリアム・J・オニール」を参考するのがおすすめです。
投資スタイルの違いから、ウォーレン・バフェットと比較されることも少なくない
ベストセラー本「オニールの成長株発掘法」で、具体的な損切りラインが解説されています。
- 通常相場では7~8%下落で損切りする
- 弱気相場では3%で損切り
- 含み損は6ヶ月以内に売却する
「まずは市場から退場しない」ことを意識し、市況に応じて柔軟に対応することが大切。
含み損銘柄を長期保有しないという点も、学ぶべきポイントと言えるでしょう。
対策②損小利大の投資を意識
「ポートフォリオが含み損ばかり」という方は、損小利大の投資を意識しましょう。
ウィリアム・J・オニール氏の通常相場での利確ラインは以下の通り
- 利益確定:20~30%
- 損切り:7~8%
トレードにおける「リスク=損失」と「リワード=利益」の比率をリスクリワードと言い、最低でも1対2に設定することが大切です。
結果、保有株に含み益銘柄が多数残り精神面でも落ち着いて対応することが期待できます。
対策③売却した銘柄はしばらく見ない
「売却した銘柄が翌日上昇した・・・」ということは少なくありません。
完璧な投資家など存在せず、売却した後の銘柄に一喜一憂するのは辞めましょう。
筆者おすすめ対策は、「売却した銘柄はお気に入りから削除する」という方法。
過去に損切りした銘柄が急騰しているのを見て、感情的にトレードをして損失を出した経験が何度もある
冷静に投資対象を判断できるまで、損切りした銘柄はお気に入り欄から削除する
「感情的になる情報は遮断する」という方法も検討してみよう
対策④リスク許容度をチェックする
「株価が常に気になる」という方は、リスク許容度を超えた状態にあると言えます。
このため、「現金と投資の比率を下げる」、「現物取引に限定する」など対策を取りましょう。
運用会社にて2003年~2013年顧客パフォーマンスを調査したデータでは、「株を購入していることを忘れている投資家」が利益を出しています。
- 1位:亡くなっている人
- 2位:運用しているのを忘れている人
冷静に投資が判断できる投資比率を今一度チェックしておきましょう。
対策⑤ショック相場でお宝銘柄を見つける
個人投資家において、ショック相場を避けることは不可能です。
突発的な地政学リスクを予知することはできないため、リスク許容度を意識して余裕のあるポートフォリオを組むようにしましょう。
市場全体が売りが売りを呼ぶ展開の場合、事業として影響がない企業にも不安が波及する
例:沖縄セルラー
コロナショックの影響で約28%の暴落
沖縄セルラーはKDDI傘下の総合通信会社で、沖縄で携帯電話シェア5割の優良企業
ショック相場に悲観するのではなく、「業績に影響がない優良企業が安くなっていないか」を冷静に判断することが大切です。
「悲観」と取らず「チャンス」と捉えることができれば、メンタルがやられることはないでしょう。
「株取引でメンタルがやられる」投資家におすすめの方法3選
メンタルがやられず冷静に対応できるおすすめの方法を解説します。
- デモトレードで練習しよう
- 購入前に財務分析を行う
- 適時開示アプリを活用する
①デモトレードで練習しよう
冷静に取引を判断できるように、デモトレードで練習をしてみるのもおすすめです。
ノーリスクで複数の銘柄を購入し、利確と損切りを何度も実施してみましょう。
- 本物の株価を使用しリアルなデモ体験
- 取引銘柄は3,600以上
- 漫画で株式投資が学べる
3,600以上の銘柄から投資対象を選択することができます。
株価も本物のデータを活用しているため、本番同様の値動きを体験することが可能。
また、クイックモードが用意されており移動平均線を活用した短期トレードの練習にも最適です。
学生の投資教材としての利用実績もあるため、初めての練習に最適なツールです。
参考: グリーンモンスター株式会社
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②購入前に財務分析を行う
感覚で銘柄を購入するのではなく、しっかりと財務分析をした後に購入をすることが大切です。
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moomooは、2022年10月27日誕生した新しい次世代型金融情報アプリ。
日本での知名度は高くありませんが、世界では2,100万人以上のユーザーがmoomooのアプリを利用しています。
- 日本株、米国株のスクリーニング
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③適時開示アプリを活用する
決算や月次リリースなど企業が発信する最新情報をしっかりと抑えておきましょう。
- 配当金の減配、無配
- 企業不祥事
- 売上の大幅減少
などが見られた場合、方針を変更し損切りを検討する必要があります。
一方、保有株が増えてくると管理をするのは大変と感じる方も少なくありません。
効率良く情報収集をしたい方は、適時開示アプリを活用するのがおすすめです。
株取引がつらくてメンタルがやられる事例と対策【まとめ】
本記事では「株取引がつらい」をテーマにメンタルがやられる事例と対策を解説しました。
株つらいという感情は、大小あるも多くの個人投資家が感じることです。
「株の儲けは我慢料」という格言の通り、我慢の先に利益があるため短期的な感情に左右されず長期目線で投資することをおすすめします。
現金と投資比率にも注意し、冷静に取引を行っていきましょう。
以上、株つらい事例、対策まとめでした。
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