本記事では、「テンバガーの特徴」をテーマに5つのポイントを解説します。
テンバガーとは保有株が10倍になることを指します。
取得価格が100万円であれば、1,000万円になるため投資家であれば「一度は経験したい」と考えている方は少なくないでしょう。
こんな夢のあるテンバガーについて、過去の実例を元にポイントを深掘りします。
①テンバガーはピーターリンチ氏著書にて使用された
②10年間でテンバガー株は164社
③新興企業かつ小型株が狙い目
④テンバガーを狙う際の注意点も理解する
⑤無料で使えるスクリーニングツールを活用しよう
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【基本】テンバガーとは?
まずは、テンバガーの基本について解説します。
「保有株が10倍になる」ことを指す
バガーの意味は野球用語の「塁打」
テンバガーは、米国伝説の投資家ピーターリンチ氏著書にて使用されたことが始まりです。
造語であるも現在多くの投資家に認識されており、一般的に使用されている投資用語と言えます。
国内上場企業数の「約4%程度」が10年間でテンバガーになったという計算になります。
10年間で164社と考えると、テンバガー株を見つけるのは簡単では無いと言えるでしょう。
そこで本記事では、テンバガーになった過去の銘柄から5つの特徴を深堀りします。
「テンバガー株」5つの特徴(見つけ方)
テンバガー株の特徴は以下の通りです。
①時価総額 | 300億円未満 |
---|---|
②新興企業 | 上場してから5年以内 |
③経営者 | 創業者が社長or筆頭株主 |
④高成長企業 | 年20%以上の売上成長率が理想 |
⑤成長業界 | 情報通信やサービス業など成長している業界 |
特徴①時価総額300億円未満
テンバガーになった株の「164社中157社」が時価総額300億円未満の会社という特徴があります。
企業成長の点で小型株を狙うのがおすすめと言えるでしょう。
例:トヨタ自動車:時価総額約29兆円
「今後時価総額が10倍の290兆円になる可能性があるのか?」と考えた場合、市場規模を考えると困難な金額です。
一方、時価総額100億円の企業であれば、新たな市場を創出することで1,000億円は十分狙える金額。
このため、テンバガーを目指す場合、「300億円未満の小型株」は注目するべきポイントです。
特徴②上場してから5年以内の企業
革新的な技術や特許が世の中に知られていない場合、割安で放置されている可能性があります。
- 資金調達による新たな投資
- 企業の知名度および信用度の向上
- 優秀な人材確保
特に注目するべきは、新たな新規投資による業績向上です。
新興企業は上場をきっかけに大きく業績を上げることも少なくありません。
テンバガーを探すポイントとして、「上場5年以内」という点もチェックしましょう。
特徴③創業者が代表取締役社長or筆頭株主
テンバガーを狙う場合、株主名簿にも注目することをおすすめします。
- 新たな事業の挑戦が容易
- 意思決定が早い
スピード感を持って事業投資できるのが魅力と言えます。
このため、テンバガーを狙う場合「創業者+株主」についてもチェックをしましょう。
一方、経営者の能力次第では業績下降リスクがある点は注意が必要です。
特徴④高成長企業である(特に売上)
当然ながら、株価上昇には業績拡大が必要不可欠です。
このため、売上成長率20%以上の企業に注目してみましょう。
但し、成長率20%はあくまで1つの指標であり業界によって大きく異なります。
毎年売上が成長していることが大切
また、利益も大切ですが売上ほど気にする必要はありません。
新興企業の場合、自社のサービスをより多くの消費者に認知させるため販促広告に注力。
数年赤字の企業も存在しますが、サービスが世間に浸透した後、販促広告費用を抑えることで回収が可能になります。
Saas系企業の「(3994)マネーフォワード」や「(4478)フリー」など赤字継続にも関わらず、株価が上昇しているのはこのためです。
特徴⑤成長が見込まれる業界である
過去10年のテンバガー銘柄は業界により割合が大きく異なります。
- 情報通信業:42%
- サービス業:14%
情報通信業の割合が多いことから分かるように、「市場全体が拡大している」という点も大切なポイントです。
市場全体が拡大している+他社のサービスと比較して
- どこが優れているか?
- 独自性があるか?
- 事業継続性はあるのか?
などを調べて銘柄を選択しましょう。
「テンバガー銘柄」へ投資をする際の4つの注意点
テンバガー株の保有を目指す場合、以下4点に注意しましょう。
①自分が良く知っている分野に投資をする
中小型投資の神様「ピーター・リンチ」の言葉です。
本業と関連する企業や自身が興味のある分野に投資を行いましょう。
テンバガー銘柄を探すには徹底的に企業調査をするということが大切です。
このため、企業分野について「深く理解できる」or「知っている銘柄」から選定をすることが必要と言えます。
自身の知識を活用し、他の投資家に見つけることができない企業優位性を発見してみましょう。
②市場の短期的な変動は無視する
ピーターリンチ氏の以下格言から引用
株ではなく企業に投資をしなさい。
市場の短期的な変動については無視をする。
金利や市況などで株価は日々変動しています。
但し、企業の本質的ビジネスは短期間で変わることがありません。
このため、目先の変動は気にせず、「予定通り企業成長はしているか?」という点に注目しましょう。
③プロ(機関投資家)がカバーしていない銘柄へ投資をする
「まだ注目されていない株」に投資をしましょう。
四季報などを通して、機関投資家がカバーしていない銘柄へ投資をする必要があります。
結果的として、テンバガーの特徴である
- 新興企業である
- 時価総額が小さい
など、まだ市場から正しく評価されていない(注目されていない)銘柄がテンバガーになる可能性を秘めています。
④特定顧客に依存している企業は避ける
「自社販売網がある」、「販売先が分散されている」など売上の作り方にも注目する必要があります。
主要販売先の動向次第で業績が急落する可能性があるため注意しましょう。
テンバガーの注意点は、「ピータン・リンチの株で勝つ」でより詳しく学ぶことができます。
投資の極意が学べるベストセラー本であるため確認をおすすめします。
また、書籍「ピーターリンチの株で勝つ」要約を以下で詳しくまとめています。
財務分析を行いテンバガー銘柄を発見しよう
テンバガー銘柄を発見するには、財務分析を行う必要があります。
但し、「財務分析のやり方が分からない・・・」という方も少なくないでしょう。
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- シミュレーション取引が可能
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テンバガー特徴、見つけ方【まとめ】
本記事では、「テンバガー(10倍株)の特徴」をテーマに見つけ方と注意点を解説しました。
①時価総額 | 300億円未満 |
---|---|
②新興企業 | 上場してから5年以内 |
③経営者 | 創業者が社長or筆頭株主 |
④高成長企業 | 年20%以上の売上成長率が理想 |
⑤成長業界 | 情報通信やサービス業など成長している業界 |
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但し、長期投資が前提になるためすべての銘柄でテンバガーを目指すのは危険です。
市況や資産状況から柔軟な対応を行いましょう。
以上、テンバガー株特徴、見つけ方まとめでした。
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