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【悩み】「ナスダック100とS&P500両方買うのはあり?」3つの注意点を解説

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悩み人
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ナスダック100とS&P500を両方買うのはありか?

本記事では「ナスダック100とS&P500の両方購入」をテーマに、投資をする際の注意点を解説します。

ナスダック100は、「高いパフォーマンス」、「テクノロジー企業への分散投資」などの理由から注目されている投資信託の1つです。

このため、「不動の人気を誇るS&P500と合わせてナスダック100を購入するのはどうか?」と悩む方は少なくないでしょう。

素晴らしいパフォーマンスを上げている2つの投資信託を購入するのは魅力がある一方、注意するべきポイントが存在します。

正しく注意点を理解して投資を検討するようにしましょう。

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【まずは結論】ナスダック100とS&P500両方買うのはあり?

先に本記事の結論を解説すると以下の通りです。

結論

ナスダック100とS&P500を購入することで、情報技術セクターへの投資比率が高まることになる

結果としてS&P500のセクター分散性が低下する点は正しく理解しよう

一方、投資方針に正解はなく正しく投資商品の特徴を理解して両方買うのであれば、細かいことを気にする必要は無い

当サイトは高手数料の投資商品である「ロボアドバイザー」、「ファンドラップ」についてはおすすめしていません。

一方、ナスダック100及びS&P500は低コストで運用できる素晴らしい投資商品です。

SNSを中心に否定的な意見があるも、自身の投資方針として正しく理解をして両方購入するのであれば全く問題ありません。

「ナスダック100とS&P500」4つの比較

まずは、ナスダック100とS&P500の特徴を抑えておきましょう。

  1. 年間収益率
  2. 分散性
  3. セクター割合
  4. 組み入れ銘柄上位5社

①年間収益率

ナスダック100とS&P500の年間収益率は以下の通りです。
※円換算ベース

ナスダック100 S&P500
2014年 39.2% 13.7%
2015年 9.7% 1.4%
2016年 2.2% 12.0%
2017年 28.0% 21.8%
2018年 ‐3.4% ‐4.4%
2019年 38.7% 31.5%
2020年 39.2% 18.4%
2021年 43.4% 28.7%
2022年 ‐22.9% ‐19.4%
2023年 48.2% 24.2%

緑ナスダック100、青S&P500

直近10年でのパフォーマンスは、ナスダック100が好調な推移となっています。

あくまで過去のトレンドであるため、過度な期待は禁物ですがポートフォリオの収益率増加を狙いナスダック100を購入する方は少なくありません。

②分散性

当然ながら分散性ではS&P500に軍配が上がります。

ナスダック100 100社
S&P500 500社

ナスダック100のパフォーマンスは魅力であるも、対象セクターが暴落した際は大きな影響を受ける点は課題です。

③セクター割合

引用:日興アセットマネジメント

ナスダック100のコアセクターは情報技術です。

情報技術セクター投資比率
  • ナスダック100:49.3%
  • S&P500:28.1%

セクター割合の約50%であり、情報技術セクターの動向次第で大きく株価が左右される点は理解をしておきましょう。

ナスダック100のボラティリティが高い理由の1つと覚えておこう

④組み入れ銘柄上位5社

ナスダック100及びS&P500の組み入れ上位5社は以下の通りです。

ナスダック100 S&P500
マイクロソフト 8.62% 6.96%
アップル 8.39% 6.30%
エヌビディア 7.89% 6.11%
アマゾン 5.22% 3.64%
ブロードコム 4.99%
メタ 2.32%

マイクロソフト、アップル、エヌビディアなど代表的な情報技術セクターへ投資がされています。

投資銘柄数が100社と限定されているため、ナスダック100は上位5社で35%の割合を保有している点は理解しておきましょう。

POINT

ナスダック100は上位5社企業の影響を大きく受ける

「ナスダック100とS&P500両方買うのはあり?」3つの注意点を解説

結論、ナスダック100とS&P500を両方買うのは問題ありません。

但し、両方買う場合の注意点があるため正しく理解しておきましょう。

注意点①S&P500の分散性が弱まる

S&P500は、情報技術、ヘルスケア、金融をコアとして様々なセクターへ分散投資が行われています。

一方、ナスダック100は情報技術セクターへ約50%投資と偏りのある割合と言えます。

このため、両方一緒に購入することでS&P500の強みであるセクター分散性が弱まる点は理解しておきましょう。

POINT

ナスダック100の投資比率を上げるほど、ポートフォリオが米国の情報技術セクター影響を大きく受けるようになる

注意点②同じ相関係数を持つ

ツールを活用して、ナスダック100とS&P500の銘柄重複を検索した場合、「約45%」と高い数値が表示されています。

高い相関係数を持つ投資対象であり、ポートフォリオを2つに分けても同じように株価が下落する点が理解しておきましょう。

POINT

暴落に強いポートフォリオを作る場合

  • 債券
  • 不動産

など、株式と異なる金融商品を保有する必要がある

このため、「2種類の投資信託を同時に購入することで暴落に強いポートフォリオになる」ということではない点は理解しておこう

注意点③投資比率に注意する

ナスダック100の好調なパフォーマンスは魅力です。

一方、ナスダック100指数にもデメリットがある点は理解しておきましょう。

ナスダック100デメリット
  • ボラティリティが高い
  • 特定セクターに集中投資
  • 配当利回りが低い
  • 投資銘柄数が限定的
  • 為替リスクに注意

特にボラティリティの高さは課題であり、投資家を選ぶ金融商品と言えます。

このため、ポートフォリオの利回りアップを狙う場合、自身の資産状況や性格などを考慮し投資比率を決定しましょう。

(参考)【評価】ナスダック100(QQQ)はおすすめしない?6つのデメリットを解説

ナスダック100とS&P500両方買う場合のポイント

ナスダック100とS&P500両方買う場合のポイントは以下の通りです。

順番に解説します。

①セクター割合を正しく理解

ナスダック100とS&P500を買う場合、正しくセクター割合を理解しておきましょう。

ナスダック100指数は、情報技術セクターを中心に「コミュニケーションサービス」、「一般消費財」の成長を期待する株価指数です。

特に情報技術セクターへの投資比率が高いため、ナスダック100を購入する割合が高まるほどセクター分散性が悪化する傾向にあります。

ポートフォリオの考え方に正解はありませんが、「自身のリスク許容度に合っているか?」今一度考えて購入をしましょう。

②相関係数の異なるアセットも検討

「ポートフォリオを分散させれば暴落に強くなる」と考え両方購入する方も少なくないでしょう。

ナスダック100とS&P500は同じ相関係数を持っており、いくら分散をさせても守りに強いポートフォリオを作ることができません。

POINT

アセットアロケーションの考え方は、相関係数の低い金融商品を保有することが大切

このため、日本株、不動産REITの購入も検討してみよう

引用:JPMorgan

不動産への投資を検討する場合、不動産クラウドファンディングを活用する方法も存在。

  • 運用期間が決まっており短期余裕資金の活用に最適
  • 平均利回り6%以上
  • 10万円から不動産投資が可能

など、ポートフォリオの分散性を高める目的に資産の一部を活用する方も少なくありません。

(参考)不動産クラウドファンディング「トモタク」案件

具体的な期間、利回りが掲載されているため、自身に合った物件が無いか一度チェックしてみるのもおすすめです。

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③余裕資金で投資をする

ナスダック100とS&P500両方買う行為は、どちらも優秀な金融商品で問題ないと言えます。

一方、いくら素晴らしい金融商品でも利回りを安定させるには、「長期×積立×分散投資」が大切となります。

長期投資を口に言うの簡単であるも、10年~20年を超える継続は簡単なことではありません。

POINT

長期投資において定期的な大暴落を必ず経験する

下落相場では不安から投資を辞めてしまう方も多く、冷静に投資を継続できる資金から積立を実施するようにしよう

以下記事を参考に、自身の投資比率はリスク許容度に合っているかチェックするのがおすすめです。

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アプリを活用して財務分析を実施しよう

投資企業は配当金や株主優待だけで判断するのではなく、財務分析をする必要があります。

但し、「財務分析のやり方が分からない・・・」という方も少なくないでしょう。

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日本での知名度は高くありませんが、世界では2,300万人以上のユーザーがmoomooのアプリを利用。

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ナスダック100とS&P500両方買うのはあり?【まとめ】

本記事では「ナスダック100とS&P500の両方購入」をテーマに、投資をする際の注意点を解説しました。

ナスダック100、S&P500共に格安な手数料で分散投資が可能な素晴らしい金融商品です。

このため、正しく投資商品の特徴を理解して両方買うのであれば全く問題ないと言えます。

ナスダック100の割合が上がるほど、情報技術セクター比率が高まるため自身のリスク許容度に合っているかチェックした上で投資比率を検討するようにしましょう。

以上、「ナスダック100とS&P500の両方購入」注意点まとめでした。

【関連記事】オールカントリーとS&P500両方購入の注意点を解説しています。

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