本記事では「楽天オールカントリー」をテーマに利用者の評判や特徴を解説します。
楽天オールカントリーは2023年10月に新設された投資商品です。
多くの投資家から高い評価を受けいている、全世界株式を対象としたファンドであり「投資をするべきか?」、「切替を検討している」という方は少なくないでしょう。
このため、楽天オールカントリーの評価だけなくeMAXIS Slimシリーズとの比較を含め解説をします。
楽天オールカントリーの詳細を知りたい方はチェックしておきましょう。
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楽天オールカントリー口コミ、評判
まずは、楽天オールカントリーに対する投資家の評判をチェックしてみましょう。
楽天オールカントリー
eMAXIS Slimオールカントリーちょっと悩みましたけど新NISAはやはり安定のeMAXIS Slimオルカンにします?
信託報酬が微差で安いのは楽天オルカンですけど純資産額もeMAXISと比較にならない低さですし。
長期を考えると楽天は改悪しそうなイメージもあり…。(これは偏見)
— さとか (@satoka_nafumi) November 23, 2023
楽天オールカントリーの手数料は魅力。一方、純資産額の点でeMAXISシリーズを選択
楽天で投資信託買うなら、
楽天・オールカントリー株式インデックスファンドが、手数料も安いし、投信残高ポイントプログラムあるしいいかなと思ったけど、
日本株は自分で個別株買ってるから、オルカンから日本除いたやつがいいんだよな。
そっちも投信残高ポイントプログラムの対象にしてくれよ〜— たか@投資×筋トレ (@toushi_kintore) October 31, 2023
投信残高ポイントプログラムが楽天オールカントリーの魅力
新NISA楽天オールカントリーにするかeMAXISのままにするか悩むな
純資産が100億超えてないと不安なのですよね— かっとん@駅メモマスター (@katton_boya) November 15, 2023
新設されたばかりのファンドである点を不安視
「手数料の安さ」、「ポイントが貰える」点を評価する声が多く見られました。
一方、eMAXIS Slimシリーズとの比較をする投資家が多く冷静に違いを確認するのが良いでしょう。
【比較】楽天オールカントリー、eMAXIS Slim5つの違いを解説
楽天オールカントリーと比較される「eMAXIS Slimシリーズ」との違いを解説します。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
①投資対象
投資対象はどちらも同じ全世界株式です。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すファンド
このため、基本的にパフォーマンスに違いは無く、手数料やポイントプログラムを参考に判断するのが良いでしょう。
②運用管理費用
投資商品を選ぶ上で大切な手数料は以下の通りです。
楽天オールカントリー:0.0561%
eMAXIS Slim全世界株式:0.05775%
手数料では楽天オールカントリーが僅かに安い設定となっています。
一方、eMAXIS Slimシリーズは、「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」というコンセプトで運用。
長年に渡り手数料の引き下げが行われているため、今後最安になることも考えられます。
また、手数料差は僅かであるため乗り換えを検討するほどではないと言えるでしょう。
③純資産額
純資産額が少ないファンドは早期償還のリスクがあるため大切なポイントです。
楽天オールカントリー:2,326億円
eMAXIS Slim全世界株式:44,800億円
※2024年10月時点
eMAXIS Slim全世界株式は4兆円を超える純資産額を保有するのが魅力。
投信ランキングでも、eMAXIS Slim米国株S&P500に次ぐ2位を確保する人気ファンドです。
一方、楽天オールカントリーは2023年10月に新設されたファンドであるため、純資産額の点では見劣りする結果と言えます。
楽天オールカントリーは新設以降、順調に純資産額が増加
このため、早期償還リスクを気にする必要は無いと言える
④年間収益率
年間収益率は以下の通りです。
楽天オルカン | eMAXIS Slim | |
6ヶ月 | ー | 48.99% |
1年 | ー | 47.85% |
3年 | ー | 19.85% |
5年 | ー | 17.94% |
楽天オールカントリーは、2023年10月新設ファンドであるため期間別リターンが開示されていません。
投資対象は同じであるためeMAXIS Slim全世界株式を参考にするのが良いでしょう。
一方、2024年以降米国株は最高値を付けるなど、好調なパフォーマンスが反映されている点は注意が必要です。
⑤ポイントプログラム
大手ネット証券では、対象ファンドを保有することでポイントを受け取れるサービスを提供しています。
楽天証券で楽天オールカントリーに投資をすると、0.017%のポイント還元が受けられる
一方、楽天証券でeMAXIS Slim全世界株式を購入した場合、ポイントプログラム対象外です。
このため、これから楽天証券でオールカントリーを購入する方は「楽天オールカントリー」を選択するのが良いでしょう。
SBI証券ではeMAXIS Slim全世界株式もポイントプログラム対象となります。
証券会社 | 銘柄 | 信託報酬 | ポイント還元 | 実質コスト |
楽天 | 楽天オルカン | 0.0561% | 0.017% | 0.0391% |
SBI | eMAXIS Slim 全世界株式 |
0.05775% | 0.0175% | 0.04025% |
※実質コストでも楽天オールカントリーが安い
現在メインで使用している証券会社によってポイントプログラムが異なるため、自身の利用状況に合わせて選択するのが大切です。
楽天オールカントリー3つのポイント
楽天オールカントリーへ投資を検討している方は以下3つのポイントを抑えておきましょう。
ポイント①既にオルカンへ投資している方は切替不要
信託報酬の違いやポイントプログラムから、投資商品の切替を検討している方も少なくないでしょう。
結論としては、eMAXIS Slim全世界株式から楽天オールカントリーへの切替は不要です。
手数料差は100万円投資をしても年間16.5円のみであり、収支に与える影響は限定的
手数料は定期的に見直しが掛かるため短期的な損得で判断するのは軽率
また、ポイントプログラムも「0.017%/年」であり投資商品をあえて切替するほどの優位性とは言えません。
自身の時間は有限であるため100点を常に追い求めるのではなく、コンスタントに90点を取れる投資を目指すのが大切です。
ポイント②SBI証券ならeMAXIS Slim全世界株式を活用
新NISAを楽天証券で設定し、これからオールカントリーに投資をする方であれば「楽天オールカントリー」がおすすめです。
SBI証券をメインにしている方であれば、「eMAXIS Slim全世界株式」活用するのが良いでしょう。
SBI証券でのみ買付可能なVシリーズにも全世界株式があるも、現状手数料で魅力がありません。
信託報酬率:0.1338%と僅かであるも最安の手数料設定ではない
このため、SBI証券でこれからオールカントリーを購入する方は、「eMAXIS Slim全世界株式」の活用がおすすめです。
ポイント③クレカ積立を活用
オールカントリーへ投資をする方は、クレカ積立の併用も忘れずに実施しましょう。
積立金額に応じて年1%程度のポイント還元を受けることができます。
支払い方法をカード連携するだけであるため、手間なく確実得られる利益を抑えない手はありません。
年間100万円積立した場合1万ポイント還元と効果は大きい
【検証】アプリを使って資産シミュレーション
オールカントリーに投資をする場合、将来の必要資金に合わせて積立額を設定することが大切です。
そこでおすすめなのが、積立シミュレーションに対応した「トウシカ」の活用。
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- アプリ内で資産シミュレーションに対応
- 積立投資の基本が学べる
アプリ内で新NISAに特化したシミュレーションが可能です。
新NISAの投資枠を活用した場合の期待リターンを確認することができます。
また、「積立投資の基本」、「個別株のシミュレーション取引」にも対応しているため、投資の勉強~練習にも最適です。
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楽天オールカントリーの評判【まとめ】
本記事では「楽天オールカントリー」をテーマに利用者の評判や特徴を解説しました。
楽天オルカン | eMAXIS Slim | |
投資対象 | 同じ | |
運用管理費用 | 0.0561% | 0.05775% |
純資産額 | 941億円 | 28,963億円 |
ポイントプログラム | 0.017% | 0.0175% |
実質コスト | 0.0391% | 0.04025% |
楽天オールカントリーは格安なコストで全世界に分散投資ができる投資商品です。
eMAXIS Slimと比較しても、優位性のある手数料でありこれから投資を始める方に最適と言えます。
一方、eMAXIS Slimとの手数料差は僅かであり、定期的に見直しが掛かることを考えると乗り換えるほどでは無いと言えるでしょう。
以上、楽天オールカントリーまとめでした。
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