本記事では「ボロ株」をテーマに、投資をする魅力と注意するべきポイントを解説します。
ボロ株は、株価が数十円〜数百円程度の銘柄のことを指します。
業績不振や上場廃止リスクが高いため注意点はあるも、時に大きな急騰を見せるのが魅力です。
過去に合った事例を元にボロ株投資の魅力をチェックしてみましょう。
ボラティリティが高くリスクがある投資であるため、本記事で解説する注意点も抑えておくことが大切です
【当サイト推薦】moomoo証券アプリ


テクニカルデータやシグナルも無料で閲覧可能(新たな買い時を判断するの最適)

取引ツールとしても優秀であり、業界最安水準の手数料でサービスを提供している点も魅力。

現在、大盤振る舞いの口座開設キャンペーンが開催されており、当選した株の買付代金を受け取ることができます。

最大10万円相当の株がもらえるお得なキャンペーンも上手く活用して、買付資金を確保してみましょう。
ボロ株とは?
まずは、ボロ株について詳細を抑えておきましょう。
ボロ株とは、株価が安い銘柄を指すも明確な株価基準はありません。
株価 | 特徴 |
---|---|
1円~50円 | 典型的なボロ株。整理銘柄・債務超過企業がメイン |
51円~100円 | ボロ株の王道。仕手筋による突然の急騰も起こりやすい |
101円~300円 | ボロ株と低位株の間。業績が不安定な企業が多い |
301円~500円 | 低位株扱い。但し、赤字が続き業績悪化ならボロ株と呼ぶ場合も |
上記の通り、1円~300円あたりがボロ株と呼ばれるゾーンです。
続いて、ボロ株の特徴を抑えておきましょう。
- 債務超過
- 市場の基準に合わず上場廃止リスク
- 業種全体が右肩下がり
- 赤字が何年も続く
- 過去に不祥事(粉飾決算など)を起こした
結論、赤字企業や上場廃止リスクが高い企業が中心となります。
このため、ボロ株への投資はハイリスクである点は再度理解が必要です。
一方、ボロ株と呼ばれ放置されていた銘柄が、突如急騰を見せる場合があるため過去の事例を見てみましょう。
ボロ株の急騰事例3選

まずは、ボロ株投資の急騰事例を抑えておきましょう。
(9973)KOZOホールディングス

KOZOホールディングスは、持ち帰りやデリバリーに特化した寿司業態を展開。
2020年5月株価18円→2020年6月108円と1ヶ月で6倍の急騰を見せた
要因は様々であるも、主にコロナによるデリバリー業態の後押しが想起されたことが要因です。
1ヶ月あまりで株価が6倍になるのは、大型株では考えられずボロ株投資の魅力と言えるのではないでしょうか。
(1757)創建エース

創建エースは、イベント及び物販、ハウスプロデュース、修繕・リフォーム事業など多岐にビジネスを行う企業です。
2020年4月株価19円→2020年7月200円と10倍の急騰を見せた
2020年新型コロナウイルス対策商品として、「ダチョウ抗体」を配合した商品発売をリリース。
当時、コロナ関連商品は高い注目を集めており、投資家の買いが集まりテンバガー(10倍)という急騰を見せています。
(1491)中外鉱業

中外鉱業は、貴金属事業、不動産事業、コンテンツ事業、機械事業を展開する企業です。
2025年1月株価30円→2025年3月80円と2.6倍の急騰を見せた
金価格の高騰により貴金属事業の収益増加、コンテンツ事業では「MLB×鬼滅の刃コラボ」展開により急騰となりました。
ボロ株投資3つの魅力

上記で紹介した事例を元にボロ株投資の魅力を深掘りします。
①ボラティリティが高く短期で利益を出せる
ボロ株投資は、高いボラティリティを持つのが特徴です。
100円未満のボロ株は、値幅制限も上下30円と大きく1日で30%を超える利益を得ることもできます。
100円未満の株価は、基準値段に対して上限の制限が広いことが分かる
※株価が50円であっても、制限値幅は上下30円
基準値段 | 制限値幅 |
100円未満 | 上下 30円 |
200円未満 | 50円 |
500円未満 | 80円 |
700 円未満 | 100円 |
1,000円未満 | 150円 |
新製品の発表、社長就任、好決算などの情報1つで株価が数倍に上昇する可能性がある点はボロ株の魅力と言えるでしょう。
②少額で投資が可能
ボロ株と言われる銘柄は、1株あたりの株価が安いのが特徴です。
仮に100円の銘柄を100株購入しても「1万円」の資金で投資ができます。
値がさ株であれば、100株購入するだけで数百万円必要であるため、手軽に投資ができるのは魅力と言えるでしょう。
③テンバガーの可能性も存在
ボロ株銘柄は、好決算により短期間でテンバガー(10倍)の株価となる可能性も存在。
新たに市場投入した商品が継続的なヒットとなった場合、時価総額が小さな会社にとっては大きな業績インパクトとなります。
時価総額が44兆円を超えるトヨタ自動車が今後10倍になるのは、現在のシェアや市場を踏まえると困難と言える
一方、時価総額100億円の企業であれば、新たなビジネスの展開により1,000億円を目指すことは十分可能
ビジネスの拡大については、大手企業には無い高い成長性を秘めているのは魅力と言えるでしょう。
ボロ株投資3つのデメリット

上記のような魅力があるボロ株投資にも注意点が存在するため抑えておきましょう。
①倒産リスクに注意
数十円~数百円程度のボロ株は、債務超過、市場基準時価総額を下回るなど不安定な状況が散見されます。
特に業界全体が下振れしている場合、売上・粗利の減少により事業停止に陥る場合も存在。
結果として、保有している株が紙クズ(0円)となってしまう場合がある点は正しく理解をしておきましょう。
仕手筋により短期的に上昇している銘柄を掴んでしまい、売るに売れず上昇廃止になってしまう方もいるため注意が必要です。
②株価は低迷したまま動かない場合も
好調な業績や新製品投入により短期的な急騰が期待できるボロ株がある一方、低迷をしたまま株価が下落している銘柄も少なくありません。
特に、積極的なIR発表も無く、M&Aや新製品投入も限定的な銘柄も存在。
ボロ株に投資をするのであれば、新たな売上・利益を創出するチャレンジが見られる企業へ投資するべきと言えます。
③流動性のリスク
ボロ株へ投資をする際は、株価だけでなく流動性にも十分注意しましょう。
1日あたりの出来高が少ない場合、売りたい株価で売ることが難しい
保有株数が多い場合、自身の売買により株価が大きく変動してしまう

ボロ株は、流動性が少ない(板が薄い)銘柄が多く、まとまった株数をすぐに売買するのが困難です。
このため、投資をする銘柄の流動性も事前に抑えておきましょう。
「ボロ株へ投資をする検討」3つのポイントをチェック

ボロ株投資を検討する際は、以下3つのポイントを実施するようにしましょう。
ポイント①投資企業の財務分析を実施
ボロ株への投資をする際は、事前に投資企業の財務分析を実施しましょう。
売上、粗利推移はもちろん競合分析、事業の売上比率もチェックすることが大切です。
但し、「財務分析のやり方が分からない・・・」と悩む方は少なくないでしょう。
そんな方におすすめなのが財務分析アプリ「moomoo」の活用です。
日本ユーザー150万人、世界では2,400万人以上のユーザーがmoomooのアプリを利用。
革新的なサービスとして世界の投資家に認められているツールです。

長期チャート及び構成銘柄の株価、PER、時価総額など一覧で情報を確認。
特に対象企業の売上構成から強みを確認できるのがアプリを活用するべき特徴です。

ここまでの情報量ながら完全無料で使える情報ツール
日本での利用者も増加しているため、使用感を気軽にチェックしてみましょう
➤「moomoo証券」を無料でダウンロードする
※IDを取得すればすぐに利用できます

ポイント②デモトレードでボラティリティを確認
ボロ株は、ボラティリティが高く投資家の性格を選ぶ投資先です。
このため、デモトレードアプリを活用して「自身は落ち着いて投資ができるか?」を事前にチェックしておきましょう。
- 本物の株価を使用しリアルなデモ体験
- 日本株、米国株7,000銘柄に対応
- 漫画で株式投資が学べる
日本株、米国株7,000以上の銘柄から投資対象を選択することができます。
株価も本物のデータを活用しているため、本番同様の値動きを体験することが可能。

また、クイックモードが用意されており移動平均線を活用した短期トレードの練習にも最適です。

アプリを活用して気になる銘柄を購入してみましょう。
日々の値動きを体験し、どれぐらいの投資資金で始めるべきか?
そもそもボロ株への投資に向いているか?
など自身の性格と相性から投資スタイルを決めてみるのが大切です

③ポートフォリオの一部に限定する
ボロ株への投資は、高いリスクがあるためポートフォリオの一部に限定するようにしましょう。
短期間で数倍になる可能性があるということは、短期間で資産が半分以下になる場合も存在。
一発逆転を狙って資金の多くの投入してしまうと、再起が難しいほどの影響を受ける場合があります。
このため、ボロ株の魅力だけでなく注意点を理解し余裕資金で投資をすることが大切です。
「ボロ株投資」魅力と注意点【まとめ】
本記事では「ボロ株」をテーマに、投資をする魅力と注意するべきポイントを解説しました。
ボロ株投資の魅力は以下の通りです。
- ボラティリティが高く短期で利益を出せる
- 少額で投資が可能
- テンバガーの可能性も存在
一方、ボロ株ならではの注意点も抑えておきましょう。
- 倒産リスクに注意
- 株価は低迷したまま動かない場合も
- 流動性のリスク
ボロ株は短期間で急騰を見せる場合があり、大型株には無いボラティリティが魅力と言えます。
一方、業績不振による倒産リスク、流動性の低さには注意が必要です。
以上、ボロ株投資魅力と注意点まとめでした。
【関連記事】株価1円の利幅で利確をする際の注意点を解説しています。

【関連記事】決算を活用したギャンブル投資について解説しています。

【関連記事】高配当ポートフォリオの作り方を解説しています。
