本記事では「積立NISAきつい」をテーマに収入減に伴い、継続が難しくなった場合の対応策を解説します。
積立NISAは年40万円投資が可能な非課税制度。
月当たり3.3万円と家計状況によっては手軽に継続できる金額ではありません。
積立NISAは20年継続を前提とした「長期、分散、積立投資」
長い人生に置いて
- 仕事がクビになった
- 家族に不幸があった
- 自身が病気になった
など生活シーンの変化があるため、継続することは簡単なことではありません。
このため、手軽に始めることが出来る反面、すべての人が20年間継続することは簡単なことではないと言えるでしょう。
そこで、本記事では積立NISAにおいて「継続がきつくなった時」のリスクと対策を解説します。
①積立NISAは長期投資が前提
②継続投資は想像以上に難しい
③きつい状態での継続は不要な金利を払うリスクがある
④状況の応じて投資額の減額、停止も検討しよう
⑤理想は満額投資継続であり固定費削減や新たな収入源確保がおすすめ
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「積立NISA」きつい状態での継続は危険│3つの理由を解説
積立NISAをきつい状態で継続する行為はおすすめできません。
- 余裕資金がないと暴落に耐えられない
- 借金やローンなど不要な金利を支払うことになる
- 利益がでたら利確してしまう
順番に解説します。
理由①余裕資金がないと暴落に耐えられない
株式市場は定期的に大きな暴落が発生。
- コロナショック:1ヵ月で40%下落
- リーマンショック:半年間で50%を超える暴落
積立NISAは長期投資であるため、暴落を回避することができません。
このため、余裕資金が無い状態で保有資産が半分になった場合、多くの投資家は冷静でいることは困難と言えるでしょう。
積立NISAにおいて最もNGは行為は、暴落時に狼狽売りをするという行為。
冷静に投資をするためにも、余裕資金がない状態での継続投資はおすすめできません。
理由②借金やローンなど不要な金利を支払うことになる
投資継続のために、借金やローンなど不要な金利を払う方が一定数存在。
積立NISAで期待できるリターンは年平均5%程度です。
このため、期待リターンを超える金利を支払う場合投資をする意味がなくなります。
15%を超えるリボ払いなどであれば、真っ先に返済を進めるほうが賢明と言えるでしょう。
不要な金利を抑えるためにも、積立NISAは余裕資金で行いましょう。
理由③利益がでたら利確してしまう
余裕資金がない場合、含み益でも危険。
積立NISAの利益を見て、「暴落する前に利益確定をする」という方も少なくありません。
また「暴落した時に買い直せば良い」と考える方が一定数いますが、株価の未来は不確実であり買い時は誰にも分かりません。
積立NISAは一定額を積立することで「相場の平均点」を目指す投資手法。
それにも関わらず、日々の生活がきつい状態では「生活費の足しにしよう」と利確をしてしまう原因になります。
このため、積立NISAがきつい状態での投資は辞めましょう。
「積立NISA収入減で正直きつい」5つの対策
「収入減で積立NISAがきつい」時に取るべきおすすめの対策は以下の通りです。
順番解説します。
対策①投資資金を減額する
「投資継続がきつい・・・」と感じたら、まずは投資額の減額を行いましょう。
月3.3万円から1万円など余裕資金での設定がおすすめ。
ポイントは、「無理のない範囲で投資できる」ということが大切です。
無理に満額投資せず5千円でも良いため、自身とって心地よい投資金額で始めることを意識しましょう。
対策②一旦積立投資を辞める
「少額投資も難しい」と感じたら、無理せず積立投資を停止しましょう。
- 仕事がクビになった
- 家族に不幸があった
など収入が一旦途絶えた場合、日常生活の方が大切。
積立投資を継続するために高金利ローンを借りるのは、本末転倒であるため「素直に投資を辞める」ということも検討しましょう。
対策③固定費を削減する
固定費の削減と聞くと「これ以上削減するものはない・・・」と考える方も少なくありません。
- 格安SIMを活用する
- 電気会社の切り替えを行う
- 不要なサブスクを見つけ解約する
など、方法は様々。
固定費削減は手間であるも、一度切り替えると後はやることがありません。
効率よく不要な固定費を見つける場合「家計簿アプリ」の自動連携機能を活用して問題点を洗い出しましょう。
対策④投資方針を見直す
「積立NISAがきつい」と感じたら投資方針の見直しもおすすめです。
家庭環境によっては
- 確定拠出年金(個人)
- iDeCo
- 学資保険
など、複数の制度を活用しながら積立を行っている方も少なくないでしょう。
iDeCoの場合「原則60歳まで資金が拘束される」という大きなデメリットがあり緊急時の対応として課題が残ります。
このため、積立NISAの継続を優先し「iDeCo」の積立を一時停止するというのも選択肢として有効です。
「積立NISA」と「iDeCo」の違いは以下の通り
積立NISA | iDeCo | |
非課税期間 | 20年間 | 加入から60歳まで |
投資可能額 | 40万円/年 | 14.4~81.6万円/年 |
手数料 | 不要 | 必要 |
途中解約 | 可能 | 原則不可 |
所得控除 | × | 〇 |
会社に手続き | 不要 | 必要 |
積立投資がきついと感じたら、他の投資商品についても見直し行うことをおすすめします。
iDeCoのデメリットについては以下記事で解説しています。
対策⑤副業を始める
本業以外の収入を確保する副業についてもおすすめです。
副業解禁の流れから新たにチャレンジをする方も少なくありません。
副業の一例として
- ブログ、WEBライター
- Youtube、動画編集
- せどり
など副業の種類は様々。
新たに副業を検討する場合、大切な3つのポイントがあります。
- 時間ではなく成果に応じて報酬が貰える副業にする
- 初期投資が少ない副業を選択する
- 自身のスケジュールに応じてできる副業にする
副業の選択肢として、アルバイトなども候補になりますが時間に対して報酬を貰うのはおすすめできません。
また、副業は初期投資が安いものを選択するのがおすすめです。
この点、ブログやYoutubeなどパソコンを保有している方であれば手軽に始めることができます。
(おすすめ)アプリを活用して積立NISAの勉強をしよう
積立NISAの投資額を考える場合、「毎月いくら積立すると将来いくらリターンが期待できるのか?」を理解することが大切。
そこでおすすめなのが無料アプリ「トウシカ」の活用。
アプリを通して将来の資産シミュレーションや投資の勉強をすることができます。
その他にも、アプリを活用することで
- 積立NISAの基本
- リスク分散の方法
- テクニカル分析の勉強
などにも活用できます。
気になる方は一度無料ダウンロードをしてみましょう。
トウシカ
posted withアプリーチ
トウシカの詳細は以下で詳しく解説しています。
「積立NISAきつい」注意するべきポイント【まとめ】
本記事では「積立NISAきつい」をテーマに収入減に伴い、継続が難しくなった場合の対応策を解説しました。
積立NISAがきつい時の具体的対策5選
積立NISAは長期投資を前提として手法。
始めることは簡単な一方、継続することは難しい現実があります。
このため、生活シーンの変化により積立継続が難しいと感じたら、投資額の減額や停止を検討しましょう。
但し、老後2,000万円問題の解決を考えると満額での投資継続がベストな選択肢です。
このため、副業や固定費削減を開始し継続投資をすることをおすすめします。
以上、「積立NISA収入減でつらい」対応策まとめでした。
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